〜大切な人が病気になったとき、何ができるか考えてみました〜 Readerすずのvol.1

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大切な人が病気になったとき、何ができるか考えてみました

★どんな本

身近な人が病気になり、今までのように健康的な生活ができなくなった時、あなたはその人に何ができるでしょうか?
医者による治療以外に私たちにできることは何でしょうか?治療でよくなることを待つだけでしょうか?
毎日会いに行くこと?お花を贈ること?きっとそれだけじゃないとこの本は教えてくれます。

わたしの親戚はつい先月末に、兼ねてから患っていた糖尿病により、ある朝起きたら突然片目の視力を失っていました。そしてもう片方の目もほとんど視力がありませんでした。その出来事をきっかけに、もしも両親や大切な人が同じように急に今まで当たり前だった日常を送ることができず、床に臥せることになったら、自分は一日いちにち大切な人に対して何をしてあげられるのか。何をしたら後悔なく、そして安心して大切な人が治療に専念できるサポートができるのかを知っておくことで、今からでもできることが増えるのではないかと思い、この本を手に取りました。
この本を通して、一人暮らしで家族とは離れている自分でも、いまからいざというときに備えて後悔のないようにできることはたくさんあることに気づきました。
 
この本では、著者井上さんが実際に両親に対してしてきたことや、周りのひとの経験談を集め、両親に対してのケア、医者とのコミュニケーション方法、遠方にいても大切な人にできることなど様々なカテゴリーに分けて、【家族だからこそできる】大切な人に届けられるものをまとめています。

 ぜひ一緒に、この記事を通して私たちができる大切なひとへどんな【幸せのおすそ分け】ができるかもう一度考えてみませんか?(*^^*)

★どんな著者

グラフィック工芸家
京都市立芸術大学デザイン科卒業
企業での文具雑貨の企画を経て2000年に独立。
2007年より二条城近くの現在の場所に工房を移し、
「工房」・「寺子屋」・「ギャラリー」の3つを軸にしたもの作りを発信をしている 非常勤講師/京都市立芸術大学、成安造形大学

そのほかの著書
『老いのくらしを変えるたのしい切り紙』(筑摩書房)
『ありがとうのカタチ』(文化出版局)
『文房具で包む』(アノニマ・スタジオ)
『住み直す』(文藝春秋)

共著
『京都を包む紙』(アノニマ・スタジオ)

★学び

いままでの物事を[ちょっとだけ]相手目線に立ってかんがえて支援してみる

入院患者が横たわるベッドやその周りの空間にはどんなものがあると思いますか?
そとの空間の音は排除され、医療用の電子音が聞こえる空間。しかもベッドの周りには、点滴をつるすポールや心拍数と血圧を測る機械があり、布一枚でしか個人のスペースは仕切られていない。今までいた自宅のようなプライベートが確保されていた空間とはかけ離れた場所です。そんな空間に急に一人身を寄せることになった人の気持ちはどんなものでしょうか?とてもではないけれど、精神的に安心して治療に専念できる環境ではありません。       
井上さんのお母さんもこの時ばかりは普段は見せない、不安げな顔をしていたそうです。そんな中、井上さんがお母さんにいつでも付き添ってあげられるようにと考えたのが、[ティッシュ箱に家族写真を貼る]というアイデアでした。「一人じゃないよ。みんな一緒にいるよ。」という気持ちを伝えるためでした。フォトフレームだと病床にいる人からは実は見えづらい。ティッシュ箱なら、枕の横に置いたり、ひざの上に置くなど自分の好きな場所に置きやすく、どこへでも持ち歩ける。井上さんのお母さんは、このような【ちょっとした】相手目線に立った【ひと工夫】のおかげで毎朝家族の写真を眺めることができ、病院に一人でいるときも、家族が一緒にいるような安心感を得られたそうです。
 ついつい私たちは、一般的に言われていることはこうだから~?と考えてなにか支援をしてきていることはないだろいうか?と考えるきっかけになりました。~だから・・・する。ではなく、同じ人はこの世に二人としていないのと同じで、支援の方法も100%その人目線に立ち、【この人だからこそ】求めているものはあるのではないかという考えにシフトしていくことが、どの人に対しても使えるおもてなしであり、日常をすてきなものに変えてくれるのではないかとこの一説のエピソードから学びました。

あなたの経験したこと、感じたことは、すべて大切な人にとって心のビタミンになる

人に贈り物をするとき、大切な人へ送ろうとするものであればあるほど、既製品や高価なもの、完璧なものを渡そうとしてしまうことが時にあります。もちろんそれは相手にとってもうれしいことです。でも大切な人が病床で求めていることはなんでしょうか?
それは【家にいるような何げない日常風景】と井上さんは言います。

病人の過ごす日々の中で変化するのは、自分の病状だけ。
外の空間に触れないからこそ、周りは変わっていないように感じ、孤独感は増すそうです。

だから、手作りだからといって格好がわるくても、むしろそれが味になり、その人の心を和らげることがあります。そして手作りにはそれにまつわるエピソードが必ず作られます。モノをとおして何気ない【会話、団らん】が始まります。
 私は、普段から人を喜ばせようとするあまり、何事も完璧なものを目指してしまうことがあります。私は上の一説を読み、ふと離れて暮らす両親に対するコミュニケーションのやり取りを思い出しました。両親と毎日電話やLINEを通じて会話をしようと思っても、ついついうまくいったことや、うれしかったことがあったときにしか報告ができませんでした。
良かったこと、ハッピーだったことじゃないと両親はよろこんでもらえないと思っていたのです。しかし、必ずしも特別良いことばかりが、その人のちょっとしたその日の心の開放や楽しみのひと時を送るきっかけになるとは限らないのだということを、井上さんの本の中のエピソードで学びました。
そのエピソードは交換日記を孫としているおばあちゃんの話でした。おばあちゃんの書く内容の漢字はうっかり間違っていたり、書いている内容はくだらないことばかりだったようです。しかし、思いがけないところで漢字が間違っていたことで、「クスッ」と笑う事ができたり、頼りない字でも一生懸命に書いてくれたことで様々なものが共有でき、完璧な内容じゃなくても気持ちはつながっていたように感じたそうです。
完璧な人間はこの世に一人もいない。
完璧じゃないからこそ人はその人を愛おしく思うものです。
力になりたいと思うものです。

私の普段日常の何気ないこの生活こそが、一生懸命に今を生きてかんじるものこそが人の心のビタミンになることに気づき、だからこそ、たくさん何気ないことをいろんな人と話したい。今の自分には大切な家族にたくさんの【幸せのおすそ分け】ができる!と思いました^^
この本を読んだことをきっかけに、何気ないことで母親に電話をしよう!と思えるようになりました。
きっとあなたの大切な人もそんなあなたの当たり前の日常こそ、その人の当たり前ではないからこそ楽しみに待っているかもしれませんね(*^^*)
 

病人の過ごす日々の中で変化するのは、自分の病状だけ。
外の空間に触れないからこそ、周りは変わっていないように感じ、孤独感は増す。

★こんな人にオススメ

以下はその本に合わせて変更してください。
✳大切な人とのコミュニケーション量を増やしていきたい人
✳今からできる後悔しない、家族との付き合いをしていきたい人
✳多くの人と良好な関係を築いていきたい人
✳大切な家族の死について考えたい人

etc…

 
 

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