~仕事も人間関係もうまくいく「気遣い」のキホン~ Readerくめvol.2

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仕事も人間関係もうまくいく「気遣い」のキホン

★どんな本

相手への「気遣い」。
それはビジネスでもプライベートでも、
どんな場面でも必要なスキルです。

しかし実際には、

初対面の人にどう接してよいかわからない。
気を遣いすぎて、逆にひかれてしまうかもしれない。
媚びてるようにみえるかもしれない。
断られたら恥ずかしい。
そもそも気遣う場面が分からない。

と考える人も中にはいるのではないでしょうか。

私も転職エージェントという立場で、
日々企業様や転職者の方、
上司や同僚と接っしていますが、
中々相手を気遣い、配慮のある対応ができず悩んだことが多々ありました。

ただ、この本を実際に読み、
「気遣うこと」は決して難しいことではなく、誰もが明日から簡単に意識してできることだと実感しました。

著者の三上さんは、ご自身の失敗談から気遣いに関する学びを提供してくださり、とても親近感が湧く内容です。

「気遣い」は能力ではなく、
トレーニングで培うことが簡単にできる。

明日から少し今よりも人との関係が良くなれるそんな内容です。

★どんな著者

大学卒業後、ANA(全日本空輸株式会社)に客室乗務員(CA)として入社。
失敗ばかりの日々を経験し、その中で自分なりの「気遣い、気配り術」を見出す。
その後、チーフパーサー、グループリーダー、OJTインストラクターを経験し、後輩指導にも当たる。仕事ぶりが評価され、社内パンフレットや空港イベント要員にも抜擢。
フライト数は、のべ4,500回。

ANAを退社後は、イメージコンサルタントとして活躍。
「JCCA日本カラーコミュニケーション協会認定コンサルタント」「セブンシーズン認定カラーリスト」「日本パーソナルカラー協会上級資格」などの資格を持つ。

現在、セミナー講師として活動中。独自の切り口で行う接客・接遇・コミュニケーション力向上セミナー、ビジネスマナー・第一印象アップ講座、プレゼン能力アップ研修などは、官公庁や商社、大学など多数で採用され、受講者総数は14,000人以上。年間80社以上の企業研修を任されている。本書が初著書。

★学び

性格や才能ではなく誰でも手に入れられるスキル

著者の三上さんはCA時代、全く気を遣うことができず失敗ばかりでした。

例えば、
お客様からお水を頼まれたところ、
先輩から「何のために飲むのか聞いた?お薬だったらお湯を入れたほうがいいよね 。風邪だったらのど飴を一緒に持っていくこともできるよね 」と指導をされるなんてことはしょっちゅう。

ちょっとしたお客様の反応や要望に対して先輩方は色んな想いを巡らすことができます。

しかし、三上さんは全く思いつかず。
この仕事は向いてないのではないかと何度も思ったそうです。

しかし、ある先輩からのアドバイスに救われました。

「私の新人時代はもっとひどかったよ ~ !まずは 、しっかり基本業務に慣れるのが先 。その後に 、 『いいな ! 』と思った先輩のサ ービスを覚えておいて 、真似してやってみるのが一番だよ 」

つまり、最初は基礎基本をしっかりやること。その上で、良いなと思ったことを少しずつ取り入れていくということです。

私自身も、転職支援のコンサルタントとして、お客様の表情や心理状況を想像し、あらゆる場面で配慮が求められる仕事をしています。
ただ、先輩に言われて、「また気付かなかった、やってしまった、配慮が足りなかった」と思うことばかりで、落ち込んだことは多々ありました。

ただ、著書にも記されていますが、
プロスポーツ選手も、アマチュア選手も、まずは基礎基本を徹底的に行い、
そこから初めて応用が効くようになる。
最初から器用にできる人はいないので、コツコツと着実に積み上げる人が成長すると伝えられています。

まずは誰でもできる「基本」をきちんと行い、そこから良いものを少しずつ「真似」していくことが、若手時代には大切ということです。

では、明日からすぐにできる気遣いやエッセンスを少しご紹介します。

挨拶ひとつで 、あなたのイメ ージは大きく変わる

気遣いの一つの要素として、三上さんは挨拶の重要性を伝えています。
特に、気遣いの達人たちには、3つの共通点があるそうです。

①挨拶に 「気 」が入っている
②挨拶の後に 「気遣いの言葉 」が添えられている
③自分から 「先に 」挨拶をする

一人ひとり目を見て 、心に届くように挨拶をしてくれると、受け取った相手は「今日も頑張ろう!」と思えます。
魂のこもった挨拶。

例えば、

「おはよう!今日は少し忙しいみたいね。」
「おはよう!もう大丈夫?」

といった具合に、挨拶だけでは終わらない気遣いの言葉も、必ず添えられています 。

そんな言葉をかけられると、少しほっこりしますよね。

私の仕事では、皆が朝はパソコンに向かっている時間が多いため、なかなか相手の目を見て気持ちのこもった挨拶をする習慣がありません。

そんなときこと、私から先に、相手に「挨拶をしている」ということが伝わるような明るい「おはようごさいます!」で部署内の雰囲気に花を咲かせ、そこに相手へのちょっとした一言を添えてみようと思います。

挨拶は 「あって当たり前 、ないと無礼 」と言われるものだからこそ 、挨拶にちょっと一言プラスするだけで 、素敵な気遣いを感じることができるそうです。

雑談は 、相手にとって 「意味のある話 」が大前提

ビジネスでもシーンでは、雑談は相手との距離を縮める絶好のチャンスです。
しかし、どんな話題で話せば良いのか、どんなきっかけから話を進めれば良いのか、難しいと感じる方は多いかもしれません。

実際、私も転職者との面談時に、リラックスして話をしていただくために、ちょっとした雑談は大事にしていますが、果たしてそれが心の距離を縮められている、意味のある雑談かどうかは手探り状態です。

三上さんの伝える意味のある雑談の要素は、3つあります。

・情報性
→相手にとってプラスになる情報であること 。

・共感性
→相手が話に入ってこられるような共感部分があること 。

・意外性
→相手が食いつくような面白い内容であること 。

まず、相手に話題を提供する際に、相手の反応をきちんとキャッチします。
相手にとって価値のある「情報」なのか。
お土産を選ぶ感覚と同じように、相手は何が好きだったかな、どんなものなら喜んでくれるかな、という具合に相手のことを考えながら話題をピックアップします。

そのためには、ブログやサイト情報は事前準備として必ず活用します。

例えば、本日の講演会でお会いする講師のブログ、本、サイト記事をチェックしておき、その話題をご挨拶の際にお伝えをします。

するとその講師の方は、「自分のことを分かってくれている、知ってくれている」と嬉しい気持ちになりますよね。
これが「共感性」。
そこで心の距離がグッと縮まってきます。

とにかく何事においても、事前準備を大切にすることは大切だということです。

ただ、1回の雑談で終わらせるのではなく、
その話題を次回お会いしたときまできちんと抑えておくことで、その話題に相手は「意外性」を感じます。

ご紹介いただいた本を読んでみる。
好きな料理を覚えておき、次回お会いした際に自分が見つけた名店をお伝えする。
好きなものをお土産にもっていく。

このようなマメな配慮を重ねることで、次回相手との強い関係性が生まれてきます。

どんなときでもアンテナを張って生きることが大切です。

まとめ

今回は「気遣い」のポイントをエッセンスでお伝えしました。

ただし、よくよく言われてみれば、誰もが知っていることであり、行動に移そうと思えば誰にだってできるはずです。

改めて感じたのは「気遣い」をする目的です。

気遣うことは当たり前であり、むしろビジネスの場でそれができなければ評価がゼロなりうる可能性もあります。

何故人への「気遣い」を大事にする必要があるのか。

私にとっては、「気遣い=相手の存在承認」だと思っています。
私自身、人の存在価値や可能性を最大限引き出すコンサルタントを目指しています。

人は誰でも大切にされたい願望があるなかで、気遣いを受けることによって、自分は大切にされる価値のある存在であると、無意識レベルで構わないので思っていただきたい。

だからこそ、相手を気遣う能力を高める。

そのmissionのもと、まずは足元から基礎基本を徹底して行いたいと思った、そんな1冊でした。

★こんな人にオススメ

以下はその本に合わせて変更してください。

*周りとの人間関係をさらに良くしたい人
*少々配慮に欠ける後輩がいる人
*人見知りを克服したい人

etc…

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