〜言志四録〜 Reader瑞季Vol.89

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
言志四録

はじめに

皆さん、おはようございます!
今日は群馬にてLead41期です^ ^
今期も27名のLeader達が
成長を求め、来てくれています^ ^

★どんな本

さてさて、今日はそんな
Leader達には人生の必読書、
指導者達のバイブル
言志四録をご紹介します!
江戸時代末期、今で言う東京大学の
学長に70歳で就任した佐藤一斎先生。
驚くべきはその門下生。
その数6000人と言われているが、
かの有名な佐久間象山、横井小楠。
その高弟の佐久間象山門下生からは
勝海舟、吉田松陰。
そしてその高弟の吉田松陰門下生からは
高杉新作、久坂玄瑞、伊藤博文、山県有朋ら
維新回天の志士達が登場した。
そして、維新英傑の1人
西郷隆盛の座右の銘が
この言志四録。

西郷隆盛像

一斎先生は幕末期には老齢期でもあり、
自ら動いたことは様子はないが、
全精魂が込められたこの
『言志四録』は彼ら幕末の志士達に
「志とは何か?」
「武士の天分とは何か?」
を教え近代日本を切り開くための
原動力となった一冊。
現代日本の静かな水面に
「志」と言う一石を投じ波紋を造る
最高の本でした。
僕にとってもこの本との出会いは
生涯大切にしたいと思う名著でした。

★どんな著者

岬 龍一郎
1946年生まれ。
作家・評論家。
早稲田大学を経て、
情報会社・出版社の役員を歴任。
退職後、著述業のかたわら、
人材育成のために「人間経営塾」を主宰。
国家公務員・地方公務員幹部研修、
大手企業研修などの講師を務め、
「人の上に立つ者の人間学」を説いている。

岬 龍一郎

★学び

もう金言が多すぎて、
シェアしたい内容が多過ぎるので
特に印象に残った金言を
ピックアップしてシェアします^ ^

①第2条

太上は天を師とし、
其の次は人を師とし、
其の次は経を師とす。
天とは「自然こそ最良の師である」
というところの自然、そして宇宙の真理、
つまり原理原則を師とすること。
原理原則は公平普遍なので、
優れた人は天を師として教えを受ける。
これは正に弊社代表青木や
松下幸之助さんもよく言うこと。
原理原則とは時代背景も環境も
先天的特質も一切関係ないもの。
次に聖人、書物となる。
もちろん人に憧れを持つことや
書物からの学びも重要であるが、
そこには人それぞれの好き嫌いがあり、
万人の師とはなり難い。

②第3条

凡そ事を作すは、
須らく天に事ふるの心有るを
要すべし。
人に示すの念有るを要せず。
仕事をする場合は、
天に仕えるという謙虚な気持ちが
大切であり、
人に自慢しようという
気持ちがあってはならない。
『南洲翁遺訓』の
「人を相手にせず、天を相手にせよ。
天を相手にして己を尽くして、
人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし」
という名文句はここから生まれている。
特に、「我が誠の足らざるを尋ぬべし」
というところは自分にもとても響いた。
全責任を自分でとるという謙虚な姿勢を
大切にしたい。
確かに天を相手にすると、
人に頼るわけにもいかず、
人に頼らねば人を怨むことも
咎めることもなくなる。
ただただ自分の至らなさを
誠の心を持って向き合う。
この姿勢を大切にすべき価値を
教わる金言。

③第6条

学は立志より要なるは莫し。
而して立志も亦之れを強うるに非らず。
只本心の好む所に従うのみ。
学問をするには志を立て、
これを達成するためには
心を奮い立たせることが大事である。
更に志は人から言われてやるのではなく、
自分の本心から
出たものでなければならない。
なぜ勉強するのかも
いい大学に入りたいからという人と、
〇〇になりたいからという人で、
自ずと志に違いが出る。
単にいい大学に入りたい人は
「いい就職口」を見つける為の、
見栄体裁の類だが、
〇〇になりたいと強く思っている人は
そこに信念が生まれ、
大学の学問は過程でしかなくなり、
その後の人生の生き方の基準も変わる。
志があれば自然とまた自ずと
学に励むはず。
でも志なく見栄態勢の為の
学問をしている人たちは
すっからかんの学びを
していることがたくさんある。
何のために生き、
誰のために生き、
何故生きるか
ありきの学びこそ、
ホンモノの学問。

④第7条

立志の功は、
恥を知るを以て要と為す。
志を立てて成功するには、
恥をかくことが肝心である。
西洋の諺に 「青春の失敗は、壮年の勝利、
老年の成功よりも好ましい」
というのがあるが、
失敗は青春の特権である。
若いときは、何度失敗しても
やり直しがきくし、それは成功の糧となる。
一度も失敗や挫折感を
味わわずに成長すると、
傲慢な人間となり、
年を取ってからそれが致命傷となり、
大失敗の元となる。
麦は踏まれて強くなり、
福寿草は踏まれてきれいな花を咲かせる。
人もまた恥の概念があるからこそ、
恥をかかないように頑張るのである。
屈辱も発憤の材料ということ。
よくmyselfでナイストライを
恐れるなと言うが正に!
そう思う金言でした。

⑤第10条

人は須らく自らを省察すべし。
「天何の故にか我が身を生出し、
我れをして果して何の用にか供せしむる。
我れ既に天の物なれば、必ず天の役あり。
天の役共せずんば、
天の咎め必ず至らむ。」
省察して、此処に到れば則ち我が身の苟くも
生く可からざるを知らむ。
人は誰も次の事を反省し
考察してみる必要がある。
「天はなぜ自分をこの世に生み出したのか。
何をさせようとしているのか。
身は天から授かったものなのだから、
必ずや天職というものがあるはずだ。
だから、この天職を果たさなければ
天罰を受けることになる」と。
ここまで反省し、深く考えてくると、
漠然とこの世に生きているだけでは
だめだと思うはずだ。
人がこの世で生きるという事は、
「仕事」を持って社会と接し、
生活を営むという事である。
「仕」も「事」も「つかえる」と読み、
「天に仕える」ことを意味する。
ゆえに自分に最も適した職業を
天職という。
福沢諭吉も
「世の中で一番楽しく立派なことは、
一生を貫く仕事を持つことである」
と言っているように、
天職を持ち得た人は幸福な人だと言える。
では、その天命による「天職」とは何か。
突き詰めれば、仕事を通して、
自分だけ儲かればよいなどという私心は捨て、
世の為人の為に尽くすという事。
『論語』は「命を知らざれば、以て君子たることなきなり」
(いまだ何の為に生まれたか知らない者は、一角の人物になりえない)と言っている。
僕らの人生も全く同じ。
騒然とし、常に音と明るさが溢れる現代社会において、
「自分はなぜあえてこの時代、
この社会に生を受けたのか」
を音と光のないところで
まっすぐに自分の心に向き合い、
考える時間があまりにも少ない。
成果を上げている方に限って、
あえて独り静かな時間を取り、
ゆっくりとこのことを考えている
時間を取っている。
僕も休日にあえて独りの時間を取り、
大自然の中、静かな中
こういったことを考える時間を
今後もさらに取っていこうと思う。

⑥第27条

真に大志有る者は、克く小物を勤め、
真に遠慮ある者は、細事を忽せにせず。
真の大志有る者は、
小さな事柄もおろそかにしないで
良く勤め、
真に遠大な志のあるものは、
些細なことでもないがしろにしない。
「千条の堤も蟻の一穴より崩れる」(韓非子)
中国・魏の丞相自圭が
「ごく些細な手抜かりから
取り返しのつかない大事に至る」
と、堤の蟻の穴を塞がせたことから
出た言葉である。
大事の原因は、本を正せば小さなことから
起こっているものも、
目先の事や大きな事ばかり
気にする人は、
それに気づかない。
「凡事徹底」という言葉もあるように、
小さな約束事や日常の挨拶を護れない人に
大きなことをなすことは出来ない。
代表の青木も
「当たり前のことを誰よりも熱心にし続ける」
ということを伝え続けています。
その教えを受けてきたからこそ、
今学生たちが僕宛に日報を出してくれるが
事細かにフィードバックをするのは、
これを大切にしてきたから。
より自戒するすばらしい金言。

⑦第33条

厳しく此の志を立てて以て之を求めば、
薪を搬び水を運ぶと雖も、
亦是れ学の在る所なり。
況や書を読み理を窮むるをや。
志の立たざれば、終日読書に従事するとも、
亦只是れ閑事のみ。
故に学を為すは志を立つるより尚なるはなし。
立派な人になろうとの強い志を立てて、
それを達成しようとするのなら、
薪を運び、水を運んでも学びに通じる。
ましてや、書物を読み、事の道理を知ろうと、
それに集中するなら、目的を達成しない方が
おかしい。
だが志が立っていなければ、
終日読書しても無駄に終わることになる。
だから、立派な人になるには、なによりも
志を立てることが大切である。
「志ある者はついに成る」(後漢書)
との言葉があるように、
志を立てることは全ての始まり。
司馬遼太郎の名作「峠」の中に
この志に触れたところがある。
「その志の高さ、低さによって、
男の価値は決まる。
志は塩のように溶けやすい。
男子の生涯の苦渋というものは、
その志の高さをいかに守り抜くかという事にあり、
それを守り抜く工夫は格別なものではなく、
日常茶飯の自己規律にある。
箸の上げ下ろしにも自分の仕方がなければならぬ。
物の言い方、遊び方、ふざけ方、
全てにその志を
護るがための工夫によって
貫かれておらねばならぬ。」
正に!!
ということが先週の日曜日にあった。
僕は遊ぶ時も全身全霊!
仕事する時も全身全霊!
なぜならすべて志の実現のために
事を為すからだ。
凄く、この金言も共感した金言でした。
というか金言が多すぎてすべてシェアしたいですが、
この辺で終わらせておこうと思います!
続きは本書で読んでください!(^^)!

夢なき者に成功なし

★こんな人におすすめ

*志を持った人生を生きたい人
*指導的立場にあるすべての人
*偉人の生き方に触れてみたい人
*全ての若者!!
etc….

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

9 + sixteen =

Read4Lead管理人