〜マジシャンだけが知っている最強の心理戦略〜 Reader瑞季Vol.58

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マジシャンだけが知っている最強の心理戦略

★どんな本

マジシャンって、すごいと思いませんか?

半信半疑の観衆の前で早業のトリックを演じながら、
巧妙な話術と身ぶり手ぶりで好奇心を引きつけ、
ここぞというタイミングでグッと観衆の心をつかむ!

本書を読めば、そんなマジシャンの
心理テクニックや話し方、プレゼンテーション・スキルの全てがわかります。

著者は心理学者であり、
またニューヨークで「ミリオネアズ・マジシャン」として、
ロックフェラー家やジャック・ウェルチほかの
有名人や大物実業家の面々を煙に巻いているカリスマ手品師。

人前で話をする職業の方や、セールスや接客サービスなど、
コミュニケーションを生業にしている方に
非常に役に立つ「心理戦略」が、ここまで教えていいのか
というくらい、具体的に書かれている一冊。

★どんな著者?

スティーブ・コーエン
「ミリオネアマジシャン」として知られる人気マジシャン。
こぢんまりしたプライベート空間でのマジックが好評を得て、
世界中のVIPに向けたマジックを展開している。
心理学においても権威的学位を持ち日本の早稲田大学でも教鞭を振るい
かなりの日本通としても知られる。

★学び

①どんな相手にも自尊心をもって接する

著者は初対面の人たちの前に立つとき、
「すでに相手から好意を持たれている」
と決めてかかる。

いわば、対等な立場にいるかのように
相手に話しかけるということ。

大切なのは、相手が上と決め込むのではなく、
対等な人間として接すること。

だから新しいつきあいを始めるときは、
常に弱者ではなく強者の立場で
臨むべきだといいます。

傲慢になれという意味ではなく、
それは自尊心を持って接するという姿勢だといえる。

1897年に書かれたマジックの名著
『New Era Card Tricks』(未訳)にも、
こう書かれている。

「パフォーマーは人当たりよく振る舞わねばならない。
だが、丁重であり過ぎてはいけない。
これは大半の初心者が犯す誤りで、あまりに丁重に振る舞うと、
自分を観客より低い地位におとしめることになるのだ」

自分がたしかな自信を持っていれば、
人からはちゃんと敬ってもらえるという。

②緊張する自分と上手に付き合う方法

仮に誰かひとりを見つめる自信がついたとしても、
大勢の人の前に平気で出て行くことは
なかなか難しいもの。

でもそれは、
「相手がひとりなら大丈夫でも、集団になると思うようにいかないんだ」
と決めつけているためにそう思う。

しかし、不安を感じるのは当たり前のこと。
むしろ、その不安をどう扱うかによって、
結果はまったく違うものになる。

だからこそ「失敗したらどうしよう」と考えずに、
「成功したらどうしよう」と考えるべき。

人に笑われることを心配するよりも、自分も楽しむ気持ちになれば、
「自分を笑ったのではなく、自分と笑っているんだ」
と思えるようになる。

スピーチをしなければならないとわかったその日から、
人はプレッシャーを感じるもの。

しかし、だからといってプレゼンテーションの何日も
前から気に病んでいるくらいなら、その時間にセリフを考え、
適当な場所で練習すれば良い。

その際には必ずはっきりと声に出すこと。出来れば人前で練習をする。
そしてスピーチに使う言葉を日常でも使うことを意識する。

実際に声を出せば、口にする時の感覚を
口や顔の筋肉に覚えさせることが出来る。

③相手に安心をもたらす3の法則

我々の生活は「3つ1組」に支配されている。
この心理学的法則は、小さな子供の頃に深層心理に刷り込まれている。

3匹の子豚やアラジンの3つの願い
「1、2の3!」と重たいものを持ち上げるなど
無意識に3という数字に触れる機会が多かった。
その為深層心理で人は3という数字なら間違いないという思い込みを多くしている。

マジシャンはこの気分安らぐ3のリズムを良く活用する。
3本のロープや3つのカップ、3つのリングと小道具も3であることが多い。

この法則を利用し、人に何らかを伝えるときも3点にまとめると
より伝わりやすくなる。

★こんな人におすすめ

*人と触れ合う仕事についている人
*プレゼンテーションなどに自信がない人
*人の心理を理解したい人
*カリスマ性を磨きたい人

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