〜幸せになる勇気〜 Reader瑞季Vol.72

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幸せになる勇気

★どんな本

ミリオンセラー『嫌われる勇気』の待望の続編!

人は幸せになるために生きているのに、
なぜ幸せな人がこんなにも少ないのか?

嫌われる勇気の続編でもある本書のテーマは「自立」と「愛」!

『嫌われる勇気』が地図なら『幸せになる勇気』はコンパス。

★どんな著者?

岸見一郎さん
専門の哲学(西洋古代哲学、特にプラトン哲学)と並行して、1989年からアドラー心理学を研究。
日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問。
国内外で多くの“青年”に対して精力的に講演・カウンセリング活動を行う。

古賀史健さん
株式会社バトンズ代表。
書籍のライティング(聞き書きスタイルの執筆)を専門とし、
ビジネス書やノンフィクションの
分野で数多くのベストセラーを手掛ける。
2014年、「ビジネス書ライターという存在に光を当て、その地位を大きく向上させた」として、
ビジネス書大賞2014・審査員特別賞受賞。

★学び

①《教育の目標は自立》

教育とは〈介入〉ではなく、自立に向けた〈援助〉。

自立とは
「自己中心性からの脱却」。

自立という目標の入り口は尊敬。

「尊敬とは、人間のありのままの姿を見て、
その人が唯一無二の存在であることを知る能力のことである」

「尊敬とは、その人が、その人らしく成長出来るよう気遣うことである」

つまり、目の前の他者を変えようとも操作しない。

何かの条件をつけるのではなく、
「ありのままのその人」を認める。

これに勝る尊敬はない。

そして、誰かから「ありのままの自分」を
認められたなら、その人は、大きな勇気を得る。

尊敬とはいわば勇気づけの原点。

②信用と信頼

「信用」とは相手のことを条件つきで信じること。

たとえば銀行からお金を借りるとき。
当然ながら銀行は、無条件に貸し出すようなことはしない。

不動産や保証人といった担保を求め、その価値に応じた金額を貸し出す。
これは 「あなたを信じているから貸す」のではなく、
「あなたの用意した担保の価値を信じるから貸す」という態度。
要するに、「その人 」を信じているのではなく、
その人の持つ 「条件」を信じている。

一方「信頼 」とは?
他者を信じるにあたって、いっさいの条件をつけないこと。
たとえ信じるに足るだけの根拠がなかろうと、信じる。
担保のことなど考えず、無条件に信じる。

それが 「信頼」。
その人の持つ 「条件」ではなく、
「その人自身」を信じている。

物質的な価値ではなく、人間的な価値に注目しているということ。

そこには、
自己信頼ありきの他者信頼がある。

新約聖書の
「ルカによる福音書」のなかでは、
「汝の隣人を、汝みずからの如くに愛せよ」
と語られている。

ただ隣人を愛するだけではなく、
自分自身を愛するのと同じように愛せよ、と言っている。

自分を愛することができなければ、
他者を愛することもできない。
自分を信じることができなければ、
他者を信じることもできない。

③愛する人生を選べ

愛は運命によって決められたものではなく、
自然発生的なものでもなく、我々は「愛に落ちる」のでもなく、

意志の力によって、何もないところから築き上げるもの。

本当の愛を知ったとき、
「わたし」だった人生の主語は、
「わたしたち」に変わる。

利己心でもなければ利他心でもない、
全く新しい指針の下に生きることになる。

我々は愛によって「わたし」から
解放され、本当の意味で世界を受け入れる。

「人は意識のうえでは愛されないことを恐れているが、
本当は、無意識のなかで、愛することを恐れている」

「愛するとは、なんの保証もないのに
行動を起こすことであり、こちらが愛せば
きっと相手の心にも愛が生まれるだろうという希望に、
全面的に自分をゆだねることである」

我々は他者を愛することによってのみ
自己中心性から解放される。

他者を愛することによってのみ、自立を成し得る。

★こんな人にオススメ

*指導的立場の人
*今の自分を変えたい人
*本を読んでも変わらない人
etc…

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