〜LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 〜 Reader悠介vol.3

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LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

★どんな本

誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。
働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。
目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。
世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。

みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という
3つのステージを生きた時代は終わった。

どのように生き方、働き方を変えていくべきかを考える。
100歳時代の戦略的人生設計書。

★どんな著者

【著者】
・リンダ グラットン(リンダ グラットン)
ロンドン・ビジネススクール教授
人材論、組織論の世界的権威。

2年に1度発表される世界で最も権威ある経営思想家ランキング「Thinkers50」では2003年以降、毎回ランキング入りを果たしている。2013年のランキングでは、「イノベーションのジレンマ」のクリステンセン、「ブルー・オーシャン戦略」のチャン・キム&モボルニュ、「リバース・イノベーション」のゴビンダラジャン、競争戦略論の大家マイケル・ポーターらに次いで12位にランクインした。

組織のイノベーションを促進する「Hot Spots Movement」の創始者であり、85を超える企業と500人のエグゼクティブが参加する「働き方の未来コンソーシアム」を率いる。

邦訳された『ワーク・シフト』(2013年ビジネス書大賞受賞)、『未来企業』のほか、Living Strategy, Hot Spots, Glowなどの著作があり、15を超える言語に翻訳されている。

・アンドリュー スコット(アンドリュー スコット)
ロンドン・ビジネススクール教授
ロンドン・ビジネススクール経済学教授、前副学長。オックスフォード大学を構成するオール・ソウルズカレッジのフェローであり、かつ欧州の主要な研究機関であるCEPRのフェローも務める。2005年より、モーリシャス大統領の経済アドバイザー。財政政策、債務マネジメント、金融政策、資産市場とリスクシェアリング、開放経済、動学モデルなど、マクロ経済に主要な関心を持つ。

【訳者】
・池村 千秋(イケムラ チアキ)
翻訳家
翻訳者。リンダ・グラットンの前作『ワーク・シフト』のほか、ミンツバーグ『私たちはどこまで資本主義に従うのか』『MBAが会社を滅ぼす』、モレッティ『年収は「住むところ」で決まる』、キーガンほか『なぜ人と組織は変われないのか』、ピンク『フリーエージェント社会の到来』、コーエン『大停滞』など、ビジネス・経済書の翻訳を数多く手がける。

★学び

見えない資産

お金に換算できない「無形の資産」に光を当てていく。家族や友人関係、知識、健康といった無形の資産は、それ自体が有意義な人生に不可欠であるだけでなく、有形の金銭的資産の形成を助けてくれる。100年ライフを過ごすうえでは、両方の資産のバランスをとり、相乗効果をねらう必要がある。
長寿化の観点から重要とされる「見えない資産」は、
①生産性資産
②活力資産
③変身資産の3つに分類できる。

生産性資産とは、生産性や所得、キャリアの見通しを向上させるのに役立つ資産を指す。わかりやすい例は、長年かけて培ってきたスキルや知識である。ただし、キャリアの初期に身につけた専門技能を頼りに、長い勤労人生を生き抜くことは難しい。そのため、生涯を通じて、複数の新しいスキルと専門技能を獲得し続けることが重要になる。

身につけておきたいスキルや知識は、情熱を注げることを前提としつつも、経済的な価値を生み出せて、しかも希少性があり模倣困難なものである。具体的には、「イノベーションを生む力、創造性」、「意思決定やチームのモチベーション向上といった、人間ならではのスキルと共感能力」、そして「思考の柔軟性や敏捷性といった、汎用スキル」を育むことである。

また、仲間の存在も生産性資産の一端を担う。高い信頼性を持つ職業上のネットワークは、互いの成長やイノベーションの促進に大いに役立つ。また、時としてコーチや支援者となってくれたり、必要な人脈を紹介したりしてくれる。こうした存在を、グラットンは「ポッセ」と呼ぶ。

評判も生産性向上に寄与してくれる。良い評判を得ていれば、高い能力があるのではないかと期待されやすく、守備範囲を広げやすい。ただ、評判の獲得には時間を費やさなければならない一方で、自ら評判を完全にコントロールすることは不可能に近い。今後は、ソーシャルメディアにより評判を左右する情報がますます拡散されやすくなるため、幅広い範囲で自分の評判を管理することが求められるだろう。

活力資産とは、人に幸福感をもたらし、やる気をかき立てる資産を指す。具体的には、肉体的・精神的健康や、友人や家族との良好な関係などである。

まず、健康は長寿化時代において価値を増す一方だ。とりわけ、明晰で健康な脳を保つことは大きな意味を持つ。最近の研究によると、加齢により脳の機能が衰えるのを避けられないという常識が変わりつつあり、脳をくり返し使用すれば、機能を高めたりダメージからの回復を促したりすることもできるという。

また、ストレスを引き起こす要因をうまく管理することも大事だ。中でも、職場と家庭のバランスをとり、両者での前向きな感情が伝播し合う効果は見逃せない。

そのほか、活力資産の形成に役立つのは、長い年月をかけて築かれ、深く結びついた親しい友人たちとの関係である。これをグラットンは「自己再生のコミュニティ」と呼ぶ。友情を長続きさせ、深めている人は、高齢になってもエネルギッシュで前向きな傾向が見られる。

変身資産とは、人生の途中で変化と新しいステージへの移行を成功させる意思と能力のことである。移行につきものの不確実性への対処能力を促す要素ともいえる。具体的には、次の3つの要素が必要となる。

1つ目は、「自分について良く知っていること」である。自分の過去、現在、未来について内省し続けることで、変化を経験しながらもアイデンティティと自分らしさを保ちやすくなる。

2つ目は、「多様性に富んだ人的ネットワークを持っていること」だ。昔からのネットワークは同質性が高いため、変化を促すよりも、同質であることを後押しする傾向が強い。そのため、新しい視点を得て、変身を遂げていくには、大規模で多様性に富んだネットワークに接することが欠かせない。

そして3つ目は、「新しい経験に対して開かれた姿勢を持っていること」である。変身の過程で既存の行動パターンが脅かされるときに、新しいやり方を実験し、受容する姿勢を持つのだ。すると、新しい生き方を探索し、適応することができるようになる。そこでは、型にはまった行動を打破する「ルーチン・バスティング」が必要となる。

このように、3つの「見えない資産」に投資を続け、自らを再創造(リクリエーション)することが、充実した100年ライフを送るためのカギとなる。

「マルチステージ」の人生への移行

100年生きることを前提とした人生では、旧来の「仕事ステージ」がマルチステージになる。

マルチステージの人生では3種類のステージが追加される。
①エクスプローラー
②インディペンデント・プロデューサー
③ポートフォリオ・ワーカー

そして仕事ステージと教育ステージと合わせた「5つのステージ」を、いったりきたりする人生になるといわれている。

追加された3種類のステージの説明をします。

①エクスプローラーは、人生の意味や自分探し、世界を知る期間。
例えば、旅に出たり、インターンシップをしたりするような期間になる。

②インディペンデント・プロデューサーは、大企業を創業したいわけではないが、自由に働く「個人事業主」的な働き方をする期間。

③ポートフォリオ・ワーカーは、企業で働きながら他の能力を磨く時期。
例えば将来スポーツコーチに転職したいなら、休日にサッカーコーチのボランティアをするなど、「仕事+副業」的な働き方をする期間である。

  
そして、このようなマルチステージの人生を生きるには、お金という資産以外に、「無形の資産」を作ることが大切である。

無形の資産とは次の4種類です。
①生産性資産(能力)
②活力資産(健康)
③変身資産(3つの人脈)
④パートナー(結婚相手)

①生産性資本は仕事をする能力。

②活力資本は健康。
80歳まで健康に働けることが前提となります。

③変身資本はステージを移り変わるのを手助けしてくれる、人脈。
新たに働こうと思ったり、学ぼうと思ったときに、それを助けてくれる人脈を持っているかどうかが、人生に大きく関わる。

④はパートナー(結婚相手)。
ステージの移行期は、どうしても金銭面が不安定になりがちである。
この不安定な面をカバーするには、パートナーと移行期をずらすようにして、家庭の収入の変動を抑える必要があると思う。

★こんな人にオススメ

以下はその本に合わせて変更してください。
※未来について考えたい人
※資産の運用で成功したい人
※社会で成功したい人
etc…

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