~なぜ、あなたの仕事は終わらないのかースピートは最強の武器である〜Readerたまよvol.8

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★どんな本

【世界を一変させたWindows95の設計思想を生み出した伝説の日本人が教える
人生を制するスピード仕事術】

本書の著者、中島聡氏は、
みなさんが今使っているパソコンの
「ドラッグ&ドロップ」や「ダブルクリック」などを現在の形にしたことで知られる
元マイクロソフトの伝説のプログラマーです。

今日も残業だ
仕事が終わらない
また先送りしてしまった
やりたいことが全然できない
もっと効率的な方法があるんじゃないか

そんなことで、日々悩んでいるみなさんに朗報。
この本は、
「好きなことに思いっきり向き合う」
ための時間術の本です。

★どんな著者

中島聡
過労死が続出するほど多忙を極め、納期遅れが蔓延するプログラマーの世界で、
中島氏は「一度も納期に遅れたことがない男」として活躍。

1960年北海道生まれ。早稲田大学高等学院、早稲田大学大学院理工学研究科修了。高校時代からパソコン系雑誌『週刊アスキー』において記事執筆やソフトウェアの開発に携わり、大学時代には世界初のパソコン用CADソフト「CANDY」を開発。学生ながらにして1億円を超えるロイヤリティーを稼ぐ。

1985年に大学院を卒業しNTTの研究所に入所し、1986年にマイクロソフトの日本法人(マイクロソフト株式会社、MSKK)に転職。1989年には米国マイクロソフト本社に移り、Windows95、Internet Explorer3.0/4.0、Windows98のソフトウェア・アーキテクト(ソフトウェアの基本設計・設計思想〈グランドデザイン〉を生み出すプログラマー)を務め、ビル・ゲイツの薫陶を受ける。

★学び

仕事が終わらない理由

タイトルを読んで、まさに「知りたい」と思ったらのが、仕事が終わらない理由でした。

日本では、長時間残業、深夜残業が、よく欧米と比較されて、話題になります。

その根本には、単に残業が長すぎるとか、時間が遅すぎる、という以外の問題があるように、本書を読み感じました。

本書に挙げられる、仕事が終わらない理由は以下。

①安請け合いをしてしまう
②ギリギリまでやらない
③計画の見積もりをしない

です。

①安請け合いをしてしまう
というのは、「できる?」に対して、何も考えずに「できます!」ということです。
仕事が本当に終わるかどうかは、ちらっと見ただけでは分からない。
学校のテストで、前半の問題はスラスラ解けても、想定がいい中盤にあった応用問題につまずいて、最後まで解き終わらなかった…!という経験はありませんか?
とりあえず「やります!」と受けてしまうと、受けたはいいものの、締め切りに間に合わなかった、なんとかやったものの、クオリティが低かったということになりかねないのです。

②ギリギリまでやらない
というのは、夏休みの宿題と、同じです。
夏休み最終日に、詰め込んで宿題をやって、何とかなってきた。それと同じ仕事の仕方をしてしまうのです。
火事場の馬鹿力ではないですが、締め切りというお尻に火を点けられた状態を、期待しているのです。
確かに締め切り前の「なんとしてでも!」というパワーはみなぎるかもしれませんが、焦りや眠気で、地に足のついた仕事はできません。

③計画の見積もりをしない
というのは、思いつきで進めてしまうことです。
よく、テスト前になると掃除がしたくなる!そして、いよいよ掃除をし始めると、あれもやろう!ここもやろう!と拡散してしまったり、たまたま出てきた思い出の品を眺めたり、久々に出会った懐かしい本を読み漁ってしまう時って、ありませんか?
仕事も同じです。計画を見積もらないと、どんどん拡散してしまい、終わりが分からなくなってしまうのです。

「ラストスパート志向」が諸悪の根源

筆者は強くそう言い切っています。
多くの人が、そもそものスケジューリングの段階で、間違いを犯しているといいます。

それを生み出している考え方は、

・見積もりは見積もりでしかなくて、予定通りに仕事が進むとは限らない
・締め切り目前に、徹夜してでも頑張ることが大切
・それでもどうしても締め切りに間に合わなかった場合は、その時スケジュールを変更してもらう

これらの考えを捨てない限り、仕事は終わりません。

仕事が終わる仕事の仕方

では、どうしたらいいものか…。

まずは、「締め切りは絶対に守るもの」と考える

と、いうことです。
「なんだそんなこと」と思うかもしれませんが、本当の意味で、締め切りを守るために、仕事を進めようとすると、スケジューリングの段階から違いが生まれます。

例えば、「これ10日でやっておいて」と仕事を頼まれたとします。

絶対に締め切りを守るためには、次のようなやり方をします。

①「まずはどのくらいかかるのかやってみるので、スケジュールの割り出しのために2日ください」と答えて、仕事に取り掛かる(見積もりのための調査期間)

②その2日をロケットスタート期間として使い、2日で「ほぼ完成」まで持っていく。

③万が一、その2日で、「ほぼ完成」までとって行けなかった場合、これを「危機的な状況」と認識し、10日で、というスケジュールの見直しを交渉する。

キーとなるのは、二つ。
一つは、「スタートダッシュで一気に作る」ということです。
ラストスパートとは真逆です。
まずは、やる。更に、一気にやる。ということです。
やってみなければ、どのくらいで終わるかは、分からないものです。
具体的には、10日と言われたら、その2割である2日で、8割終わらせる。ということです。
締め切り直前ではなく、締め切りよりもはるか前に、期日に間に合わせる事ができるかどうかを、見極めるのです。

二つ目のキーは、「流しの期間」です。
スラックという、余裕をもった時間を取っておく事で、確実にかつ高い完成度で、締め切りを守る事ができるのです。

2日で8割を終わらせ、残りの8日間で、残りの2割と、その他の細々したメイン以外の仕事を余裕をもって終わらせる。

余裕のなさこそが、仕事の終わらない要因なのだそうです。

★こんな人にオススメ

・一流の仕事の姿勢を学びたい人
・仕事の生産性を高めたい人
・かっこいい先輩になりたい人

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