~ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社~Reader.健太郎 Vol.1

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どんな本?

私の中のバイブルとして入るほど大切な本。

徳を積んで生きるという言葉が好きで
まさに、徳を積むとはこういうことで、経営の目的がまさに、金持ちよりか、人持ちである。
日本中から顧客が追いかけてくる8つの物語。

どんな著者

坂本光司
法政大学大学院政策創造研究科教授。
1947年、静岡県生まれ。浜松大学、福井県立大学、静岡文化芸術大学教授を経て、2008年より法政大学大学院政策創造研究科教授、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科(MBA)兼担教授、NPO法人オールしずおかベストコミュニティ理事長。著書に「日本で一番大切にしたい会社」「日本で一番大切にしたい会社2」「なぜこの会社はモチベーションが高いのか」など多数。
視察研究企業は6300社を超える。

学び

ここでは、8つの会社が物語として登場する。
その中でも、特に素晴らしいと思ったものを抜栓して届けたい。

1.小ざさ
40年以上行列の耐えない幻の羊羹を作っているお店のことである。
小ざさは本質を追求している会社で、本物志向である。
小ざさの商品はもなかと羊羹だけの二種類である。
そこにこだわって作り続けているので、40年前から行列が絶えない。
小ざさを知ったのは、同志のご家族のお父さんから進められたあるモナカからであった。
あまりにも美味しかったため、うまいすら言えない状況にいた。
本当に美味しいものを食べた時に人は言葉を失うのだとその時実感した。
今の時代では、色んな種類の品揃えが良いところに行くが、景気に左右されず、自分たちの商品に一切妥協せず、こだわりを持ち続けている。
そのため、お客さん同士でルールを決めるという異例なことが起こっている。
羊羹は150本限定で販売している。
なぜ、150本なのか。
それは、本物を作る限度が150本であるからだ。

朝は早朝4時から人が並び、あっという間に売り切れてしまう。
そして、お客さん同士で決めたルールが、「一人5本までだ。」
みんなが買いたいからと決まったルールであり、行列にお客さんが進んで並ぶ。
わたしはここで学んだことは一つである。
それは、「本物に人は集まる」ということだ。
目の前のお客さんが喜んでくれれば、広告費など掛ける必要はない。
最大の広告が口コミなのだ。
だから、どうしたら目の前の人に喜んでもらえるのかを考えたときに、本物志向に至ったのだ。
だからこそ、40年以上前から行列の耐えないお店となっている。
一畳しかないお店で、年商は3億円になる。
流行や景気に左右されないまさに「会社は人の幸せに貢献すること。」である。

2.あらき
従業員は社長を含めたった6人。社長自身が自分で味わってみて自身を持って提供できるようなものしか提供しないというこだわりを持っている。
順調に収益を伸ばしていき、7億円まで売上が上がったときには、100億も夢じゃないと慢心していた。しかし、その慢心が、経営をどん底に落とす引き金となってしまった。
当時、借金を返すためには、店を売るしかないと税理士に言われていたが、一つの木をずっと大切に育てていた。この季を大切にしてくれている人に預けたいねと夫婦で話し合っていた。
そして、13年間店長にまかせきりで、お店に断つことがなかったが、ワインのことを誰よりも熱く語っていた頃では考えられないことが起きた。
「ワインがそっぽを向いてしまった。」始めた当初は、ワイン一つ一つを手で磨き、語りかけていたが、そのワインが話をしなくなってしまったのだ。あらきさんはワインはおしゃべりだと言っている。若い頃は、ワイン一つ一つを丁寧に磨き上げ、ホコリが付いていたら、さらに磨いてあげると愛情をもってワインに接していたが、今はワインに愛情を注いでいなかったのだ。
3ヶ月間掃除をしては、ワインに誤り続ける生活を送っていた。
そんなある日、ワインに「本気か?」と問われてた。本気だよと答えてから奇跡が起こる。
20代のころはワインについてお客さんに2時間も3時間も語っていたのに、すべてを店長に任せてしまってからは、そのお客さんは来なくなってしまった。
その思いの惹かれてお客さんは来ていたのだ。

ここで学んだことは、「どんなものにでも愛情を注ぐことで思いもよらないことがおこること」
愛情を注ぎ始めてから、「情熱大陸」でやっていたあるシェフのもとに会いに行く。
そこからの逆転劇が始まるのだ。

どんなものにも魂は宿ると私は考えている。
ありがとうと素直に伝えることで、返してくれるのだ。

赤字だった経営がわずか一年半で黒字に転換した。

自分の思いを伝え、愛情を持って、させてもらっているという謙虚な姿勢に人はついていくのだと感じた。
私もこの本を読んでから、徳を積むことの大切さや、お金に執着することをやめた。
まずは、人持ちになること。

小さくても、そこで働いてる人たちはみんな幸せに生きているのだと実感した。
今の社会とは全く別で、非効率を愛することが本物に近づくことではないか。

こんな人におすすめ

・人のために何かをしたいと思っている人。
・社会の荒波に揉まれて、自分を見失っている人。
・世のため、人のために、尽くしたいと考えている人

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