~それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条~ Reader麻衣vol.15

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★どんな本

1968年、当時ハーバード大学2年生在学中に、
高校の生徒会のリーダーたちを激励すべく
150回以上の講演を行った青年ケント・M・キース氏。
「逆説の10ヵ条」は、その活動の一環として
自治活動のリーダーの為に19歳の時に書いた小冊子
「リーダーシップの逆説10ヵ条」の一部から初めて出版された書籍です。

★どんな著者

ケント・M・キース(Kent M.Keith、1949年)。
アメリカの行政官僚、講演家。ニューヨーク生まれ。
ハーバード大学、オックスフォード大学で哲学と政治学、
早稲田大学で日本語を学び、ハワイ州立大学で法学博士号を取得。
1979年よりハワイ州の経済企画開発局の要職を歴任し、
同局長として州政府の閣僚を務めました。
その後も私立大学の学長、YMCAのリーダーなどを務めています。

★学び

世界に通じる教え

1968年、当時ハーバード大学2年生在学中に、
高校の生徒会のリーダーたちを激励すべく
150回以上の講演を行った青年ケント・M・キース氏。
「逆説の10ヵ条」は、その活動の一環として
自治活動のリーダーの為に19歳の時に書いた小冊子
「リーダーシップの逆説10ヵ条」の一部から初めて出版されたものです。
後にそれがマザー・テレサの目に触れ、
彼女が感動し「カルカッタの孤児の家」の壁にその言葉を書きとめることになります。
その言葉はルシンダ ・ヴァーディ編著の『マザー・テレサ語る』に掲載され、
マザー・テレサの言葉として、世界中に広まっていきました。

「逆説の十か条」は、長い年月をかけて今日に至るまで、
口伝で、写しで、インターネットで、
ゆっくりと広まり、世界中で愛されている格言です。

マザー・テレサは、私が最も尊敬するとともに、目指すリーダー像の一人。
愛と信念、そしてたったひとつのアクションで、世界を変えていきました。

彼女の崇高な愛はこのような価値観からきているのかと思うと、
私も、これらを自分の日常でも語れるがごとく
「生き方」をもっと極めていかなければならないと、引き締まる思いです。

この本に出会ったのは半年ほど前。以来、数回読み返しています。
逆説の10箇条(下記)だけでも、何度も繰り返し読む価値を感じています。
生きていると理不尽なこと、
すべてどうでもよくなってしまう瞬間がくること、
自分や環境に負けそうになること、
様々な形での試練がやってきます。
以前までは人の評価に大きく左右されがちな私でした。
どんなことがあっても、周囲の評価より自分の評価、
倫理観、価値観が大切だということを、読むたびに思い起こします。
味わい深く、何度も読み返せる書です。

真の愛を与えるということ

【逆説の10ヵ条】
1.人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。

2.何か良いことをすれば、
隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。

3.成功すれば、うその友達と本物の敵を得ることになる。
それでもなお、成功しなさい。

4.今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。

5.正直で素直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
それでもなお、正直で素直なあなたでいなさい。

6.最大の考えをもった最も大きな男女は、
最小の心をもった最も小さな男女によって打ち落とされるかもしれない。
それでもなお、大きな考えをもちなさい。

7.人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていかない。
それでもなお、弱者のために戦いなさい。

8.何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築きあげなさい。

9.人が本当に助けを必要としていても、
実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
それでもなお、人を助けなさい。

10.世界のために最善を尽くしても、
その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。

それでもなお、世界のために最善をつくしなさい。

皆さんは、どの言葉にぐっと共感したでしょうか。
あるいは、どれか違和感を覚えた言葉があったでしょうか。

深いところでの本質を語っているがゆえ、
とても共感できるものもあれば
まだ理解しきれない部分もあったのが正直な感想です。

人生、様々なことを経験し学んでいく中で、
ひとつひとつが実に入ってくるのではないかと思っています。

今の私に特に響いたのは、

人は「不合理」で、「分からず屋」で、「わがまま」な存在。
それでもなお、人を愛しなさい

という言葉。
本に綴られていたその本質には、はっとさせられました。

愛は、与えるものであり受け取るもの。

他の人が不完全であるように、私自身も不完全だからこそ、
愛することをやめないことこそが、
本書には生きる「意味」であり「幸せ」なのだとあります。

人に愛を与えることが、その人の幸せだけでなく自分の幸せに繋がっているということ
それに気づき、実践できている人が、社会にはどれくらいいるでしょうか。

ときに与えることに対して生じる遠慮や抵抗、葛藤、そのすれ違いの集合体が、
多くの社会問題の糸口となっているといっても、過言ではありません。

この言葉を読み、まずは私自身が成長し、
縁ある人に行動を通して実のある愛を与えられるようになること、

そして他人からの愛を受け取れる大きな器を持った状態で、
社会に影響を与え牽引する存在となること。

そうすることで、社会に生きる人々の生き方が
一人二人、百人、千人、一万人と変わっていき、
社会はもっともっと良くなっていくと、私は確信しています。

皆さんは、どんな社会を理想に描いているでしょうか。
社会というと大きく聞こえるかもしれませんが、
それは突き詰めるところ
あなたにとっての大切な人との関係性。

ご家族、ご友人、職場の方々と
どんな日常を築いていきたいでしょうか。

私が描いているのは、誰もが家族愛で繋がる豊かで温かな社会です。
人は人の中で生きていて、
人の中にしか、生まれえない幸せがあります。
誰しもにとって存在する家族。
その家族と温かい関係を築くことが当たり前の社会、
その温かな輪がその先にまで広がっていった未来を、描いています。

夢物語で終わらせないために、一刻も早く成長しなければなりません。
一つ一つ、誰に対してもマザーテレサのように
愛を行動に移し、その愛を大きくしていくところから、始めていきます。

★こんな人にオススメ

※以下はその本に合わせて変更してください。
・哲学に興味がある人
・人間力を高めたい人
・マザーテレサの生き方に学びたい人
・教育分野に興味がある人
etc…

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