~後悔しない「産む」×「働く」~ Readerたけをvol.5

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★どんな本

女性の身体・キャリア・産むと働くの両立が、
これ1冊で見えてくる
「結婚は?」「子どもは?」「仕事は?」
選択は自由と言われても、
その方法は学校でも家庭でも教わらなかった-――。
女性とそのパートナーのための
仕事・結婚・出産への不安に対して、
医療とキャリアの視点から多数の
データやアンケートとともに応える。
これから産みたい人、産んで働きたい人、
娘を持つ親にも必携の1冊。

🌟目次
ライフステージを考えよう
産める体のメンテナンス
結婚したければ「自活」しよう
産める「就活」×「パートナー」
“不妊治療大国”の現実
特別座談会 男子大学生たちの「産む」と「働く」

★どんな著者

齊藤英和 著
国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター副センター長。
山形大学医学部付属病院講師、山形大学医学部助教授をへて2002年より現職。
専門は生殖医学、不妊治療。
不妊治療の最前線で長く活躍する一方、
加齢による妊娠率低下や高齢出産リスクに関する啓発も力を入れている。
日本産科婦人科学会倫理委員会・登録・調査小委員会委員長。
東京農業大学客員教授、近畿大学客員教授。
白河桃子氏との共著に『妊活バイブル』(講談社+α新書)がある。
政府の「少子化危機突破タスクフォース」諮問委員。

白河桃子 著
証しかジャーナリスト・作家・相模女子大学客員教授。
「働き方改革実現会議」有識者議員をはじめ、多くの政府の会議に参画。
慶應義塾大学文学部社会学専攻卒。
山田昌弘中央大学教授とともに「婚活」を提唱し、ブームを起こす。
女性のライフキャリア、男女賛同参画、女性活躍、
ワークライフバランス、ダイバーシティ、働き方改革などがテーマ。
『妊活バイブル』(講談社+α新書)共著者、齊藤英和氏とともに、
東大、慶應、早稲田大学などに「仕事、結婚、出産、両立、
学生の為のライフプランニング講座」をボランティア出張授業している。
講演、テレビ出演多数。
著書に、『格付けしあう女たち』、『「専業主夫」になりたい男たち』(ポプラ新書)、
『御社の働き方改革、ここが間違ってます!』(PHP新書)などがある。

★学び

 自ら選ぶこと

「自然な流れに任せたい」では何も手に入らない時代

この言葉は、本書の最初の最初、

プロローグ冒頭に書いてある言葉です。

本書では、大学生、若手社会人、産んで働きたい全ての人に向けて、

キャリアプランだけではなく、ライフプランに挙げられる

結婚や妊娠を、自分で選び取り、実現させるための

選択の為の知識を得る場として情報が載せられています。

私自身、小さいころに

「大きくなったら、結婚して…」

「子どもを〇人産んで…」

「素敵な旦那さんと子どもに囲まれて、幸せに暮らすんだ!」

と夢を描いていました。

しかし、

結婚する相手の方はどんな人が良いのか?

どんな人と幸せになっていきたいのか?だけではなく、

いくつで結婚するのか?

いわゆる「結婚」をするためには、

どんな手続きがいるのか?

結婚にはどのくらいお金がかかるのか?

子どもを産むとしたら何人なのか?

どのくらいお金がかかるのか?

…と、実際には一言で「結婚」「出産」と言ってみても、

そこには多くの情報が必要になっていきます。

そこに至るまでも、この『選択』が

必要であることが冒頭からわかります。

一般に男の人は、「会社で出世したい」とか、
「こういうことを社会でやっていきたい」など、
人生で登るべき山のイメージが、1つしかない。
一方、女性は早くから3つの山を考えています。
「仕事」「結婚・パートナーシップ」「子どもを産んで育てること」。
これが3つの山です。

シングルを選ぶ人もいる。
どの山も、登る、登らないは個人の自由です。

本書は、仕事を土台とした、結婚・子育ての3つを手に入れたい

という方におすすめです。

 意志をもつ

本書では、「就活」「婚活」「妊活」「自活」という

4つの「活」が出てきます。

今という時代は、仕事も結婚も子どもも、
ほしいものは意識的に努力しないと手に入らなくなっています。
特に「妊活」について、私は、
単に不妊治療をするというような意味ではなく、
「意志をもって授かること」だと考えています。
妊娠というのは、最後は神様からの贈り物です。
努力が必ずしも結果につながるというわけではありませんが、
そこに意志をもって近づく努力なら、
自分でできることもある。それが妊活なのです。

ライフステージを考えるうえで、

自分の人生をどのように設計するかは大事です。

どうなるか、どうするか。も

自分の人生。

ここには、選択の自由があります。

しかし、本書では

「若いうちに産んで仕事もしながら子育てをして生きていく自由」

が確保されているかというと、厳しい現実がある。

と訴えかけます。

「産む自由」こそ阻害されている現代、
ハードルを越えていくための戦略が必要です。

ここで、4つのハードルが挙げられています。

1つめのハードルが、「知識不足」。

2つめのハードルが、「結婚(パートナーシップ)」。

3つめのハードルが、「仕事と子育ての両立」。

ここまでの3つのハードルをある程度

若いうちに越えていかないと高まってしまうのが

4つめのハードル、加齢による「不妊のリスク」。

本書では、様々なデータやアンケートがありますが、

中でもわたしが知らなかったのは、

「妊孕性(妊娠しやすさ)」という言葉です。

妊娠しやすさや不妊に関する基本的な知識を、

一般の人がどの程度持っているかが述べられていますが、

正答率が1番高いのは8割近く正解しているニュージーランド。

それに対して、

日本人の妊娠に関する基礎知識の正答率は

下から2番目であることが本書のデータからわかります。

ライフステージを歩むのは、自分。

選択をするのにも、そこには意志が必要です。

仕事と子育てを両立する

女性の働き方を大きく4つのゾーンに分けた図があります。

縦軸には「活躍しやすさ」、横軸には「続けやすさ」です。

4つのゾーンには、

①両立&キャリアゾーン

②バリキャリゾーン

③ゆるキャリゾーン

④若いうちが花ゾーン

自分の人生で土台となってくるこの働き方

4つのゾーンのうちどこに当てはまってくるのか?

どこを目指すのか?が、

就活の前に、自分なりの方向性が分かることで、

産める「就活」が実現します。

また、働き続ける戦略として、限界を決めないで、

生き生きと仕事を続ける条件が6つ紹介されています。

①大学を卒業する時点で、
「働き続けよう」という強い意志をもっていること

②20台のうちに「仕事って楽しい」
「こんなこともできた」という達成感を得ること

③職場に信用の蓄積をしておくこと
つまり、理解がある上司、同僚との関係をつくること

④「好きなこと」と「稼げること」「できること」
が交わるところで仕事をすること

⑤パートナーの夫が協力的で、
働くあなたの背中を押してくれること

⑥続けるのがあたりまえという環境に身を置き、
環境に後押ししてもらうこと

中でも、5つ目の協力的なパートナーをみつけることは

最大重要ポイントであると述べられています。

結婚も子育ても、パートナーなくしては出来ないことです。

本書では、女性に向けた情報だけではなく、

男性向けの講座として、多くの情報も載っています。

上記で述べた「妊孕性」には、男性の年齢も

妊娠率の低下と関係があると書かれています。

男性がどれだけ家事や育児を
「自分ごと」としてとらえていくか。
そこで日本の未来は大きく変わります。
カギを握るのは夫なのです。

ぜひ、結婚前、出産前から「子どもができたら、

どう2人で協力していくか」を話し合うためのツールとして、

本書をご活用ください。

★こんな人にオススメ

・これから子どもを産みたい人
・「産む」と「働く」を両立したい人
・娘をもつ親御さん
etc…

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