~新幹線お掃除の天使たち~ Readerのぐのぐvol,4

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★どんな本

世界最速の魅せる清掃。
世界最強のチームワーク。
世界一の現場力はここから生まれる。

新幹線の車両清掃を行う株式会社 JR東日本テクノハートTESSEI、通称テッセイ。
この会社で働く人たちはなぜ「お掃除の天使たち」と呼ばれるのか?
テッセイの日常の現場で起きている素敵な話や、テッセイの会社としての取り組みなどを紹介されています。

なにより感じたことは
圧倒的相手目線が生み出すのは自分たちの仕事へのプライドであり、相手への感謝を行動で終わらせるということです。

気持ちだけで終わらない。
どれだけ綺麗に待たせることなく次の乗客に乗ってもらえるのか。

私たちの生き方と照らし合わせたときに
大切なあの人のタメに私が出来ることは。。。と自分のことを振り返ることが出来ます。

是非ワクワクしながらなりたい自分を想像しながら読んでみてください。

★どんな著者

早稲田大学ビジネススクール教授。株式会社ローランド・ベルガー会長。
早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機株式会社、米系戦略コンサルティング会社を経て、現職。早稲田大学ビジネススクールでは、経営戦略論、オペレーション戦略論を担当し、現場力の実践的研究を行っている。
また、欧州系最大の戦略コンサルティング・ファームであるローランド・ベルガーの日本法人会長として、経営コンサルティングにも従事。

★学び

世界最速の「魅せる仕事」

皆さんは、新幹線の清掃員を見たことはありますか?

私は、なんとなく「短時間で新幹線の掃除をしてくれる方々」
というイメージをもっており、全然詳しくありませんでした。

しかし、この本には清掃員の方々のプロフェッショナルさがたくさん書かれています。

「お掃除の天使たち」が1日に清掃を行う車両数は約110本、車両数は約1300両にまで及びます。
ピーク時には約160本に達するほどです。
1年で200名近く採用しても、1か月で半数近くは辞めてしまうそうです。

新幹線が入線する3分前にホームに到着し、一列に整列。
降車するお客様へ一例をして「お疲れさまでした」とお声がけしてから
中へ入り、座席の向きを進行方向に変えて100のテーブルを全て拭いていきます。
同時に窓のブラインドを上げたり、窓枠も拭いたりします。
座席カバーが汚れていれば、それを交換することもあります。
間に合いそうになければ、直ちに助け船をだして最後の確認まで行っていくのです。

これほどまでに業務がこだわり抜かれていて、残った人も半数近くになるということは、だからこそ残った人達の意欲は高いこと間違いありません。

どんなにトイレが汚れていようが、
電車の遅延によりどんなに清掃時間が短かろうが、
それでも与えられた時間で与えられた任務を完遂させるのです。

これらの事実を知って、私は彼らの仕事の仕方に対して
「かっこいな」という気持ちと、
「これがプロフェッショナルか」という尊敬の思いでいっぱいになりました。

みなさんは、どうでしたでしょうか?
これを聞いて何を思いましたか?

新幹線の清掃員という仕事がここまでかっこよく、無くてはならない仕事として存在しています。

プロフェッショナルとは、
ここまでこだわり抜いて、一つの作業を作業で終わらせるのではなく
お客様や新幹線のためを思って役目を全うすることなのだということに気づかされました。

自分自身を振り返ると、今やっている業務に対してどれだけこだわれているか?
意味づけして業務を全うできているか?
というところにまだまだこだわれる部分はあったなと思いました。

時間・やること一つ一つのこだわり・チーム力を借りて完遂させること・かならず全てやり遂げること…
どの仕事にも当てはまります。

どんな仕事も意味のない仕事はありません。
それが大きな影響力を与えます。
是非、この本をきっかけに自分は何をしているのか?もっとこだわり、プロフェッショナルに役割を全うできるところはないか?
考えるきっかけになれば幸いです。

がんばるぞ!日本

この本には、多くの心温まるエピソードが書かれています。
その中から一つを抜粋して、書いていきました。

2011年3月11日。日本にとって決して忘れてはならない出来事、東日本大震災。
震災当日、本線上に残された新幹線を清掃する日は2週間後や1か月後となりました。
車両の中は
凄惨な汚れからお客様の気持ちがどのようなものだったのかが、表れている状態になっていて、
自家発電の電源が無かったため水が流れず、汚れと激臭で全個室がひどい状態になっていたそうです。

そんな車両を掃除するときでも、お掃除の天使たちは「自分がやります」と声を上げ、
文句も言わず、手際よくトイレを磨いていきます。
そして言うのです。

またきれいになって走っていく新幹線には、「がんばれ」でも「がんばろう」でもない、私たちの「がんばるぞ! 日本」の想いが詰め込まれているのです

と。。。

これを読んで、人に勇気と元気を与える仕事でもあると感じました。
一人一人の働く思いで人に何かしらのプラスの影響を与えられる。
それによって人は生きる勇気を持てたり、
生きる希望を持てたり、
元気になったり、
人に影響を与えられることは幸せなことだと感じました。

この素晴らしさをぜひ多くの人に知ってもらい、
多くの人が自分のやっていること、仕事にさらに意味をもっていただければと思います。

★こんな人にオススメ

・仕事の意味を考えたい人
・人のためになることが好きな人
・プロフェッショナルを知りたい人
etc..

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