~「ありがとう」があふれるお店の新米店長のノート~ Readerタクvol.5

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★どんな本

街の携帯ショップで働く、派遣社員出身の店長が教える“自分もまわりも幸せにする働き方”。
著者がかつての上司から教わったことや自らの体験をもとに、
エピソードを交えながら働くうえで大切なことを伝えている。
「働くことの意味」を考えていくための一冊。
2009年に著者が出した『ぼくが教えてもらった「仕事で大切なこと」』の、
改題・増補改訂版として出版された。

★どんな著者

福島雄一郎(ふくしま ゆういちろう)
1978年1月27日、広島生まれ。18才のとき自転車で日本を一周し、『自転車日本一周旅の日記』を自費出版。
その後営業や配送の仕事を経て、22才で脱サラ。飲食店を始めるも失敗し、経営の難しさを知る。2000年、大手通信会社に派遣社員として入社。
ドコモショップ配属となり、厳しい指導者のもと現場のスタッフ経験を積み、派遣社員から2年という異例のスピードで店長昇進。
これまで7つの店舗を任され、いずれも大幅な業績向上を実現。仕事を通じて「働く意味」を考えるマネジメントを自ら実践しながら、
現在も現役ドコモショップ店長として、某地方都市の現場で活躍をしている。詳しくはWEBで『現役ドコモショップ店長』と検索。

★学び

何のために働くのか

「あなたは今、何のために働いているのでしょう」
この質問に、あなたは何と答えますか?

これは、本書の「はじめに」で読者に向けて投げかけられた言葉です。
多くの人は、お金のため、生きるために働いていると答えるのではないでしょうか。
または、家族を養うためと答える人も多いかもしれません。
お金を稼ぐために働くというのは、決して悪いことではありません。
しかし、仕事というものは人生の大半の時間を使って取り組むものです。
せっかく働くのであればただ“作業”のように仕事に取り組むのでは勿体ないです。
自分が誰のために何のためなぜ、仕事をするのか。
そこに向き合い、自分でその理由を見つけ出すことが大切なのだと、著者は伝えています。

著者の働く理由は、
「自分を成長させ、周りを成長させ、店や会社を成長させる」
ことだそうです。

自分がなぜ働くのかを明確に定めているから、
何か少しいやなことが仕事であったとしても
不平不満を言うのではなくて、自分の力でその状況を改善し、
よりよい職場を作ろう、成長するために頑張ろうと思うことができるのです。

今私は、人事の仕事についていますが
「関わる全ての方が幸せでいられる会社をつくる」という目標を持っているから、
何があっても職場環境の改善のため自分に何ができるか?と
常に考えて行動できていると思っています。

自分の役割を知る

「接客業って、いろんなお客様と接するから、いいときと悪いときってあるよ。私だって嫌になるときはあるけど、自分で選んだ仕事だから、そのなかで自分の役割を見つけて、楽しく仕事ができるようにしていくしかないって思ってるんよ」

これは、著者のメンバーである神野さんという方が話していた言葉です。

仕事には、それぞれの役割があります。
店舗の現場で働く社員は、直接かかわるお客様に貢献することが仕事。
そのメンバーをマネジメントする管理職は、メンバーに貢献することが仕事。

立場や受け持っている仕事の内容によって、
一人ひとりに役割が与えられています。
その役割を理解し、そこに意味づけ・意義付けを自分ですることができる人は、
確実に成果を出していくことができるのです。

多くの人は、自分のやるべきタスクは理解していたとしても、
求められていることや果たすべき役割はわかっていないものです。
だから目先の与えられた仕事だけを淡々とこなすばかりで、
自分がやらなければならない理由も働く意味もみつけられず
仕事が苦痛になっていくのではないでしょうか。

ポジションごとに役割はことなりますが、
仕事における役割はすべて、誰かの為になることです。
そして人は、だれしも「他喜力」というものを持っています。
自分の役割を果たすことで誰かの為になっているのだという確信があれば、
より自らの仕事に本気で向き合うことができるようになっていきます。

理想の職場って?

理想の職場とは何か。
一人ひとり価値観も性格も違う中で、
メンバー全員にとっての「理想」を追求するというのは、とても難しいことかもしれません。

ですが、本書を読んで私が感じたことがあります。
色々な人がたくさん集まっている職場だからこそ、
誰もが知っている「当たり前のこと」をきちんと行うことが、
理想の職場を作るために最も重要なことだということです。

何かやってもらったら、「ありがとう」と感謝を伝えること。
ミスをしてしまったら、ちゃんと謝ること。
決まった時間に遅刻しないことや、ネガティブな言葉を言わないこと、
職場の整理整頓をすること。
これらはすべて、小学生でもわかるような「当たり前のこと」です。
でも、その当たり前のことをできている大人は、意外と少ないものではないでしょうか。

そんな当たり前のことを徹底して行えている職場であれば、
誰もが幸せに、楽しく働くことができる職場にすることができます。

「ありがとう」という声掛けや、ポジティブな言葉にあふれた、
そんな幸せな職場を作っていくためには
まず自分自身が身近な存在や上司、お客様に心から感謝することです。
「ありがとう」と感謝を言葉で伝えていくことが、その一歩になります。

★こんな人にオススメ

・職場環境をよくしていきたいと思っている人
・メンバーを持ちマネジメントをしている人
・仕事が楽しくないと悩んでいる人
etc…

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