~「やさしさ」と「冷たさ」の心理~Reader優樹vol.3

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★どんな本

あなたが苦しいのは、「心の冷たい人」を断ち切れないからではないか。

たった一度のあなたの人生を、粗末に扱ってはならない。
その人生をより過ごしやすく、幸せにするために、自分の心理を深く知ることができる本です。

★どんな著者

加藤諦三
1938年、東京生まれ。
東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科を卒業。
現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員。
主な著者に、『心の休ませ方』『自分のうけいれ方』『不安のしずめ方』『自分に気づく心理学』『やさしい人』(以上PHP研究所)
『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか』(三笠書房)などがある、

★学び

“自責の念に苦しむ人”は、実は被害者なのだ。

すべて「お前のせい」から自責へのプロセス

不快感情によって他人の行動を変えようとする人は、自分を被害者の立場におき、そこからは相手を支配しようとすることもよくやる。

カップルを例に取るとわかりやすいです。

「こんなに淋しい気持ちにさせているのはあなただ」
「惨めな気持にさせたのはあなただ」
「あなたがかまってくれないからこんな行動をとったんだ」

恋愛ドラマでも、恋愛相談をされた人でも一度は聞いたことあるのではないでしょうか?
このような人を本書では犠牲者と呼んでいます。
つまり、「私はあなたの犠牲になっている」ということを示しています。

もし、このような両親に育てられた子供はどんな子供に育つと思いますか?

どうしても自分は今のままではいけないのだと感じるようになると思いませんか?

なんの理由もないのに、なぜか今のこのままではいけないと自分をせきたてるのは、禁じられた感情があるからである、と筆者は述べています。

その禁じられた感情を「自分は被害者である」という感情です。
その感情を禁じているので、「他人の感情に責任を負う」ことが習慣になってしまいます。

親から自分の存在を認めてもらいたかったから

なぜ被害者の立場を選んだのだろうか。
それは、親から自分の存在を認めてもらいたかったからである。

なぜ被害者の立場になってしまうかは、親から認めてもらうために、
「私は私の感じるように感じてはいけない」
という感情が主な原因だと示しています。

人間は子供の時からそんなに立派ではなく、弱くて無責任なものであります。
それが小さい頃から立派な大人のような態度をとるのは、不自然であると筆者は考えています。

表面を見ると何につけても他人を責めないで、自分を責めているから立派である認識する。

しかし、この人の心の奥底は、幼児のようなものだろうと私は思う。
小さい子供のあの弱さ、責任逃れ、他罰傾向、わがままら独りよがり、それらのものが、この人の心の中にはきっちりとしまわれている。
外には出てない。外に出てくるのは、これと全く逆の立派な傾向ばかりである。

私も同じような経験をしてきました。
大学生になり、就職活動をしている中で、
「私の息子なのに情けない。」
などと言われた時に、被害者の感情を手にしていました。

何を取っても親のために頑張っていたなと過去の経験を見ていても思います。
それでも本書を読んで、自分の感情の責任は持っても、他人の感情の責任を持たなくなってから、今の日常生活が楽になり、幸せを感じるようになりました。

今回は1フレーズしかご紹介しませんでしたが、自己分析にはぴったりの本です。
より幸せに日常生活を送りたい方、自他共に心理を知りたい方は読んでみてください。

★こんな人にオススメ

※以下はその本に合わせて変更してください。
・自己分析をしたい人。
・心理学を深く学びたい人
・他人の行動のメカニズムを知りたい人。
etc…

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