〜ホームレス中学生〜 Readerこっしーvol.3

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ホームレス中学生

★どんな本

この本は皆さんは一度でも聞いたことがあると思いますが、お笑いコンビ「麒麟」の田村裕が中学生でホームレスになって過ごしたお話が書かれている本です。マジで泣きました。そしてマジで声上げて笑いました。笑

そんな笑いあり、涙ありの名作をこれからご紹介します!

★どんな著者

田村裕(麒麟)

日本のお笑い芸人、タレント、作家である。大阪府吹田市出身。吉本興業グループのよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。吉本総合芸能学院(NSC)大阪校20期生。2001年に開催された第1回M-1グランプリに無名のダークホースとして決勝進出したのをきっかけに知名度を飛躍的に上げる事となる。

★学び

★田村の中学生活

田村がどのような生活をしていたのか?
そう。ホームレスです。中学生で。

彼は中学2年生の時に、急にホームレスになりました。
家の支払いが間に合わず、差し押さえられるという何とも想像がつかない状態。

朝は普通に学校に行っていて、
帰ってきたら家が無い。
全然想像が出来ません。

当時、大学1年生のお兄ちゃんと、
高校3年生のお姉ちゃんがいました。

お姉さんは泣き弱っている中で
お兄さんはいつでも冷静に

「お父さんが帰るのをまとう」

と言い、兄弟を安心させていました。
大学1年生でこんなことが言える子ってマジですごいなって
序盤から尊敬しました。

そして、父親が帰ってきて

「ご覧の通り、誠に残念ではありますが、家に入れなくなりました。
厳しいとは思いますが、各々頑張ってください!・・・解散!!!!」

この一言を告げ、父親は逃亡をしました。

正直読んでいて

「え???」

ってなりました。

もし自分だったらどんな反応をしていただろう。。。
多分ブチギレていた。もしくは怒り狂って泣いていたと思います。
だって、家が無くなったし、親はどっかに行ってしまったから。

そこから中学生田村裕のホームレス生活が始まります。

普通に公園で生活していたそうです。
考えられますか?中学生が。

きっと中学生の僕には分からなかったと思います。
きっと彼を見たら絶対に冷たい目で見ていたと思います。
でも、今こうして読んでみると本当にすごいなって思います。

ただ、この公園で暮らしている田村の話が
本当に面白いのでマジで見てください。笑

この本を読んで学んだことが3つあるので
それをご紹介します。

★あることが当たり前ではないという事

→貧困層の人達を見て、自分たちが恵まれている
という話は何度も何度も聞いたことがあると思います。

しかし、僕は田村の話の方がすごく刺さりました。
何故かと言うと、海外より身近な人だから。
(身近とっても国籍が同じだけだけど)

でも同じ国の中でこのように暮らしていた中学生がいた事、
そして彼の生の声を読んだときに
何て言うか。言葉に出来ない感覚でした。
(こんな状態でも笑わせる文章を書いてくるあたりがさすがお笑い芸人ですが)

彼がどんな生活をしていたのかは実際に本を読んでみてください。

★究極の文章力は、等身大のメッセージ

田村は昔から頭が悪かった

中学生でホームレスだったので、
学がありませんでした。

だから文章力もないですぶっちゃけ。
でも、僕はこの本すごくスラスラ読めました。

何故かと言うと、文章が等身大だったからです。

まるで彼と対話をしているようなんです。
本の内容が“音”ではなく、“言葉”でした。
(この場合は聞いていないから音と言うよりは、ただの文字???)

僕は究極の文章力とは等身大の文章なのかなって思います。
まあ用途にはよりますが。。。

変にカチカチにある意味わかりやすい文章よりかは
構成的には少しおかしいけど、
その人の頭にあるものをそのまま書きなぐったような文章は
本当に伝わります。

僕も皆さんから文章力ってどうやって身に付けたの??
って聞かれることがあります。

確かに文章は人よりは書いてきました。
でも、別に何か文章の書き方の本を読んだわけでもないし、
誰かのブログを参考にしながら書いてきたわけでもない。

ただただ、思っていることをそのまま書いていた。

それ以上でもそれ以下でもない。
ということです。

それは今もそうです。

LINEの想いのシェアって
等身大のメッセージだとめっちゃ伝わりませんか?

それこそ昨日でいえば例えばかおりんのシェア。
あれは死ぬほど等身大だった気がします。
ありのままのかおりんの頭の中をそのまま文章にしたような。

僕もブログを書き続けて思った事は、
変に分かりやすくするために文章をカチカチで書いた時よりも、
等身大で書いている時の方が間違いなく反響は大きかったです。
(ブログだからだとは思いますが。)

だからこの本はまじで田村の等身大のメッセージなので
読んでいて飽きないし、
普通に会話しているかのように笑ったり、泣いたり。
そんな文章でした。

その時に思った事は、
文章って生ものなんだなってこと。

声は同じセリフでも音にもなり、言葉にもなるのであれば、
文章は、同じセリフでも、文字にもなり、言葉にもなる。

個人的にはすごく好きだし、
このような文章が書けるくらい
自分ももっと等身大の文章書きたいなって思いました。

★親の存在

→この本には田村が親に対する愛がたくさん書かれています。
冒頭にお伝えした、「解散!!」と言って逃亡した
田村の父に対しても、田村は恨みの感情は一切なく、
本当に感謝をしていると言っていました。

何故それほど感謝が出来ているのかは
是非本を買って確かめてみてください。

そして田村は母親が大好きだったので、
母親に対する感謝の文をたくさん書いていました。

僕も母との思い出をたくさん思い出しました。

いつも自分の為に尽くしてきてくれた母親。

僕の為に朝早くから弁当を作って
僕の為に先生に謝って
僕の為に夕飯の献立を考えてくれて
僕の為に好きなものを我慢して子供に与えてくれて
僕の為に自分を後回しにして
僕の為に好きなものを我慢しておもちゃを買ってくれて

Change候補生中に、母親に電話で聞いたことがあります。

「お母さんの幸せって何?」

“私の幸せはあなたと沙月(妹)が幸せに生きてくれることだよ”

って言っていました。

“自分の幸せは別にいい。もう幸せだし。この年だし。
でも、あなたたちには未来がある。
だから幸せに生きていってほしい。

あ、でも二人とも社会に出たら
お父さんと2人で旅行に行きたいな”

って言っていました。

それを聞いている時、本当に涙が止まらなくて
「何をしているんだ俺!!!」
って猛烈に自己評価をしたのを覚えています。

今、これを書いている時にも
それがフラッシュバックしてきました。

偶々僕の母親は表現が素直だったため
このような事を言ってくれました。
でも、これが素直に言えない人もいる。

ただ、思う事は
きっとそのような方も、その人に愛を注いできたということ。
ただ愛情表現が苦手なだけで。

僕の親父は愛情表現が苦手なのでその気持ちはすごくよく分かります。

でも誰しも愛されてきた存在なんだという事を
この本を読んでとてもよく分かりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この本は自分がいかに恵まれているかが本当によく分かる本です。
そして自己愛をものすごく感じるお話です。

まじで読んでて泣きましたし、
大爆笑もしました。笑

こんなに良書だとは思いませんでした。。。
まじでオススメランキング10には入ります!!

是非読んでみてください!!
では!!

こんな人にオススメ

・とにかく面白い本を探している人
・自分って不幸だなって感じている人

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