~秘密結社Ladybirdと僕の6日間~ Reader瑞季 Vol.98

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秘密結社Ladybirdと僕の6日間

⭐︎どんな本

『俺たちは、自分の未来に恋したんだ』

主人公の颯汰(そうた)は
誰もが羨む水泳のセンスを持つ高校3年生。

しかしライバルに本気で挑んで負けるのが怖く、早々に水泳を辞めて
「書道部」に所属しながら
ダラダラした受験生活を送っている。

そんなある日、
颯汰は熱中症になって道端で倒れてしまう。

次に彼が目を覚ますと、
そこは父親がお気に入りで
何十回と観ている映画『Ladybird』に
出てくるバーだった。

しかも目に映った人物は
映画の中でいつも観ているその人たち本人……。

キラキラと輝くように
生きている大人たちとの出会いが、
颯汰を変えていった。

「生きることがつまらなかった。
だけど僕は、あの日、あの人たちに出会って、
自分との約束を守る大人になると決めたんだ」

10代のストレートな心模様を
描く青春小説の名手が挑んだ、
まったく新しい登場人物たちの設定と
ストーリー展開。

読み終わったとき、
誰もがきっと自分の人生を静かに
見つめ直すことでしょう。

小説の累計部数70万部を突破した
喜多川泰さん待望の最新刊。

☆読書のきっかけ

・母の強い勧めで、若者教育してるあなたは
必ず読んだ方が良いと言われ読書。

☆どんな著者?

喜多川泰さん
1970年、東京都生まれ。
愛媛県西条市に育つ。
東京学芸大学卒。
98年、横浜市に学習塾「聡明舎」を創立。
人間的成長を重視した、
まったく新しい学習塾として地域で話題となる。
2005年に作家としての活動を開始。

☆学び

①秘密結社Ladybird

この秘密結社は7人の中学生が立ち上げた
秘密結社。

そこにはルールがいくつかある。

それは、

「お互いの夢を全力で応援する。
1人の夢の実現を全力で助ける。
それを全員が夢を叶えるまで続ける。

1人の力では持ち上がらない大きな夢も、
7人が力を合わせれば、持ち上がる。
1人が精一杯力を出しても、
一生動かせないものが、
7人が力を合わせれば、
短い時間で全員分の夢を動かせる。

それは、1人の力で動かせるものを
7人で持ち上げましょうって話じゃない。

誰かの力にぶら下がるために
俺たちは集まったんじゃない。
みんなの夢を、全力で持ち上げるためには、
自分の力を精一杯磨かないとみんなに申し訳ないって、おれはいつも思ってる。

それぞれがそれぞれの夢の実現をしていくこと、
その過程にある壁は自分の力で越えるべき壁。

それを超えた人たちが集まった時に、
1人の力じゃ持ち上がらないものが、
7人の力を合わせれば簡単に持ち上がるって、
ようやく言える。

俺たちは、誰かにぶら下がるために
集まったわけじゃないし、
必死で頑張れば1人の力でなんとかなるものを
7人で寄ってたかって
持ち上げるために集まったわけじゃない。

実力が伴ってないのに誰かの力で
目標としてる世界に入れてもらったとしても、
その世界で生きていけなくなるのは目に見えてる。

だから、まずは、
それぞれが本気になって、
自分の前にある扉を開く。

自分の力を磨く。

俺たちが作りたいのは、
誰かにぶら下がろうって考え方の
弱い人間が集まる集団じゃない。

一人ひとりが自分の力だけで
他の人よりも大きなものを持てるだけの
力を磨いた奴が集まる強い集団。」

ということ。

これこそまさに組織の理想形。

誰かにぶら下がる為に作るのが
組織ではない。

1人では成し得ないことを
成し遂げる為に組織を作る。

そこには一人ひとりの本気が必要。
誰かに甘えるのではなく、
誰かに引き上げてもらうのではなく、
まず強い個の集団が
強い組織へとなっていく。

アチーブメントもユースも
Changeもそう。

一人ひとりがまずどれだけ強い個になることに
こだわるか。

②蛹から成虫へ

「俺たちは、これまで、
色んなものを手に入れて、
多くの『夢』という名の
個人的欲望を手にしてきた。

そのために限りある人生という時間を
使ってきたと言ってもいい。

だけどこれからはもっと大きな
何かのために俺たちの人生を使うべき。

これからも自分の個人的な夢を
実現することに精一杯になるのではなく、
もっと大きな何かのために
精一杯俺たちの人生という時間を
使うべき時が来ている。

『Ladybird』も成虫になる時が来ている。

もちろん、個人が描く
大きな夢を達成することはとても大事だ。

その力がなければ、
もっと大きな何かのために
俺たちの力を使うなんて出来なくなる。

だから若いうちはがむしゃらで良い。
自分の夢のために本気で向き合って
生きられる人である必要がある。

そんな、大きな力を持った俺たちが集まって、
自分たちの力を、自分たちのためじゃなく、
自分よりも大切なもののために使い始めたら、
大袈裟じゃなく、この国は変わるんじゃないか。

これまで俺たちがそれぞれ
実現してきた夢は、
一代で終わる夢だ。

でも第二段階のこれからは、
一代では終わらない夢を持とう。

そして、その生き方そのものを
次世代に伝えるんだ。

人生を折り返すまでは、
ひたすらに生き方を磨く。
そして、折り返してからは
次の世代の人たちのために
磨いてきたその力を使う、

そんな生き方を伝える。

方法は俺たちが、
そういう生き方を見せるしかない。

そういう生き方をしている大人の集団。

それこそが成虫としての
「Ladybird」の使命。

俺たちの親の世代も、
その前の世代も、
その前も、
ずっと、、、、
大人たちは次の世代を
幸せにするために必死だった。

それこそ命がけで
自分たちの子供達を、
そしてこの国の子供達を幸せにするために、
人生を使っていた。

それが『大人の役割』だ。

『一代で終わる夢を、一代で終わらない志に
変えて次の世代に・・・』

これから大人になる、
全ての人へ伝えたい言葉。

大人の役割。
それは次代の子供たちが
幸せになれる社会を創ること。

与えられたこの次代を
良き時代とするために力を尽くして歩むこと。

ただそれだけ。

そこに永遠の命がある。

個人は有限、組織は無限。

夢は個人のもの、志はみんなのもの。

どう生きるか。

③ふさわしい人

「ふさわしい人 3年5組 二階堂肇

僕は、正月になると神社で毎年
お願いしていることがある。

それは、
『僕は努力をする。
だから、それにふさわしいものを
与えてください』

という言葉だ。

それ以上でも嫌だ。
それ以下でも嫌だ。

自分の努力にふさわしいものが、
自分の将来に手に入るそんな生き方をしたい。

そして、それが与えられることを信じている。

だから僕はどこまでも、
どこまでも頑張る人でいたい。

僕は、自分のやってきたことに
ふさわしい人になりたい。」

人は冷静に考えればわかる。

今の自分は未来になりたい自分の
相応しい生き方をしているのか?

と問えば否が応でも答えが出る。

だから、まず
今日一日だけふさわしい自分になると決めること。

今日一日だけでいいから、
こんな過ごし方をしてる奴が、
自分の理想にふさわしい
と自分でも納得できるような
過ごし方を、一日だけでいいから
してみると決意する。

そして、今日だけは負けてはいけない。

いつも逃げていたかもしれないけど、
今日だけは逃げないと決める。

一日出来るやつは、一生できる。

実際に長いあいだひとつのことに集中して、
何かを成し遂げている人は、
すべての『今日』について、
そう考えて生きているに過ぎない。

朝起きる。
そしたらまず心に決める。

今日だけは、今日一日だけは、
負けないし逃げない。

今日だけは、自分が手に入れたいものに
ふさわしい自分で納得ができる生き方をする。

一日が終わるときに、
今日みたいな過ごし方をしている奴は
嫌でも自分の欲しいものが手に入るだろうなと
自分でも納得できる一日にする。

そう心に決める。

そして、そんな一日が送れたら、
道は半分来たも同然。

一日出来る奴には、
ずっと続ける力が必ずある。

今日一日すら出来ない奴には、
一生チャンスはない。

そう生きた奴の一日の終わりには
どんなことを感じるか。

もう二度とこんな一日はごめんだって
思うと思うか?
真逆さ。

こんなに気分の良い一日はないって思う。

だから次の日もそんな一日にしたいって
心から思えるようになる。

そうやって『今日だけは』って
いうのをすべての朝にする。

『毎日やる』と決めてやるのと、
すべての今日について、
『今日だけは負けない』というのは
全く違う感覚。

そして、自分の使命に燃えて生きる人は
ほとんどこうやって一日区切りで生きる。

そうしているうちに、
ふさわしい人になるのは、
自分にとって当たり前になる。

それでも、自分で決めた
やらなきゃいけないことをやるのが
苦しくてたまらない奴は、
『恋する力』が足りてない。
もっと恋しなきゃいけない。

恋したら、相手と仲良くなるためなら
どんな面倒なことも、
面倒だとは思わなくなる。

恋する相手から呼び出されたら、
どんな暑さ寒さ、困難をもものともせず、
ほんの一瞬会うためだけに、
家を飛び出していく。

恋には、面倒をやりがいに変える力がある。

自分の未来に恋をする。

やらなきゃいけないことはわかっているけど
出来ないっていうやつは、まだまだ
自分の未来に対して恋をしていない。

自分の未来に恋をすることが出来れば
どんな面倒も進んで引き受ける人間になれる。

目標を抱くと、
やらなきゃいけないことは当然増える。
その増えたやらなきゃいけないことを、
我慢しながら、苦しみながら
何年も続けることは、
誰にとっても苦痛でしかない。
でも、実際に努力を続けて、
それを手にするにふさわしい人に
なった人にとって、
それは苦痛ではなかった。

何故なら彼らは、

自分が恋した未来に近づくためなら、
やってくるどんな困難も笑顔で
受け入れるから。

自分の未来に恋出来る力。

そこには根底に自己愛がある。

自分を愛せた人だけが
自分の未来を恋することが出来る。

遠い未来を憂いて今を生きないのではなく、
遠い過去を悔いて今を生きないのでもなく、

目の前にある「今」この時を
真剣に生きる。

この積み重ねがいつか自分をとんでもないところまで
運んでいく唯一の手段である。

とイチローも言っている。

常に自分の未来に恋しながら、
「今日だけは負けない」を
これから社会に出るすべての人に
胸に大切にしまっておいてほしい。

☆こんな人におススメ

*新社会人になる人
*リーダー的立場にある人
*未来に恋したい人
*もっと自分を信じたい人
*なんとなく手を抜いている自分に気付いている人

etc….

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