~力の抜きどころ-劇的に成果が上がる,2割に集中する習慣-~ Readerゆっぺvol.3

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力の抜きどころ

★どんな本

「頑張っているのに成果がでない」
「残業ばかりでつらい」
「決めたことが続かない」
こんな悩みを持っている方,いらっしゃいますか。

やっているのに成果が出ない,その成果がでないことには理由があります。
実は「完璧主義」が大きな要因になっているかも。
完璧主義とは,細部まで全力を尽くして取り組まなければならないと思っていることです。

しかし,同時にいくつもの仕事,タスクをこなさなければならない社会人にとっては,
完璧主義は大きな弊害になることも。

「完璧主義」から「最善主義」へ転換するための考え方,そして日常の物事への取り組み方に対する実践の仕方を教えてくれます。
上手く行く人は,実は上手く力を抜いているのです。
成功者の力の抜きどころを知って,ちょっと苦しく頑張っている自分から,楽しく成果を出す方法へ。

★どんな著者

古川武士 さん
習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役
もと日立製作所に勤務しており,2006年に独立。約3万人のビジネスパーソンの育成と1000人以上の個人コンサルティングの現場から,「続ける習慣」が最も重要なテーマであると考え,日本で唯一の習慣をテーマにしたコンサルティング会社を設立。2016年には中国で6000名規模の習慣化講演を行い,本格的に海外進出。現在16冊の本を出版。

★学び

①世の中に完璧はない,だから最善思考になろう。

あれもこれもやりたい,そして全てを完璧にこなしたい。
そう思う人も多くいると思います。
しかし,やっぱり「完璧や絶対はない」と,考えてみれば見るほど感じます。
なぜならば,完璧という判断を下すものは人であるし,
その人ぞれぞれによって完璧という状態の形は違うからです。

わたしは小さいころから,自分でも気が付かないぐらい「完璧主義であった」ことに大学生の時に気が付きました。

勉強,スポーツ,掃除,人間関係,家族関係
・あれもこれも全部やる
・すべてにおいて人に勝ちたい
・理想の状態を保ちたい

この気持ちは向上心で見れば,良いことかもしれませんが,
実は知らない間に自分を苦しめていることも。

「やりたいと思ったのにやってない」
「上手く行かないことが気になる」
「あまり努力していない相手よりも,自分が劣っている」

いつもこうした気持ちが付きまとって,いつも自分を追い込んだ状態で日々を過ごしていた気がします。

しかし,自分を追い込まずに成果を出している人がいる。
どうしてあんなに楽しんでいるのに,上手く行っているし,なんでもできるのだろうか。

その違いは『完璧主義』ではなく,『最善主義』という考え方の違いでした。

最善主義とは「限られた時間で知恵を出し,人を巻き込んで最高の結果を探求し続けること」
最善の追及には,改善の繰り返しがあるだけで,終わりがないのです。
この最善主義の考え方を取り入れることが,上手く力を抜くことに繋がります。

②プロセスに焦点をあてる
完璧主義の人の考え方
・0点か100点かで結果を判断
・100点と自分が判断できなければ0点と考える
・自分の思っている100点を目指さなければ不安に駆られて,自己嫌悪に陥る
その結果,100点満点の状態との差をいつも感じて,自分に足りないものをみて日々を過ごしている。

最善主義の考え方
・常に上手く行ったこと,反省点,そして改善点への行動があると考えている。
・前回よりも上を目指して追求をし続けている。
・限られた時間と知識の中で全力を尽くすことにこだわっている。
この考え方は,自らの成長を承認し,課題にも素直に向き合っている状態です。

必要以上に落ち込まず,自分を認めてあげているところが大きな違いであると感じました。

③20対80の法則
20%の重要な行動や人材が,80%の成果を作っているという法則。
最善主義の人はこの20%の行動を常に見極めて優先して行っているということ。
結果を導くために100のタスク全てを完璧にこなすことが果たして本当に必要かと分析してみると,その中でも特に重要な20%に集中して注力するということです。

人の体力,集中力,継続力をみても,
全てを完璧に毎日続けられる人はあまりいません。
そんなとき,この法則を思い出して,重要な20%の行動は何かを常に問い続けることです。
この法則にのっとるだけで,少ない時間で目標達成にたどり着くことができます。

④制限を設けること。(タイムプレッシャー)
最善主義の人の特徴の一つは,限られた時間でベストを尽くそうとすることです。
限られた時間とは自分でこの時間の中でこれだけを達成すると決めることです。
そのギリギリの状態で人のパフォーマンスは高くなります。
そしてその高いパフォーマンスを発揮するために,休む時はしっかり休むということも重要です。

・安倍総理は,多忙な毎日や日本の舵を握る大きなプレッシャーの中で日々正しい判断を下すために,自宅では映画を見る時間や睡眠時間を大切にしているそうです。
そうでなければ,いざという時に疲労で冷静な判断ができないから。

・テニスの錦織選手は,レベルの高い選手と戦う時にはストレートで勝とうとしません。
攻めるゲームは圧倒的に攻めて,自分が捨てるゲームは明らかに力を抜いて相手に勝たせます。そして勝負の賭けどころでしっかりと自分の実力を発揮するのです。

このように,成功者は上手く力を抜いています。
その力の抜きどころを自分で調整することができた時,求める成果は今よりももっと早く,大きく実ると思います。

★こんな人にオススメ

✳頑張っているけれど,思うような現実が手に入っていない人。
✳行動はしているのに,どこか納得感がない日常を過ごしている人。
✳今よりもっと成果を出したい人。
✳新しいことに挑戦する時間を作りたい人。

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