〜ゼロ秒思考〜 Reader ヒカル Vol.28

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ゼロ秒思考

★どんな本

マッキンゼーで14年間活躍した著者の独自メソッド――
それは、「メモ書き」によって思考と感情の言語化をトレーニングすることで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心も鍛えられるというもの。
著者が二十数年にわたって改良を続け、クライアント先で実践してもらうことで、すでに1000人を超える人が効果を実感している。

誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、実践した多くの人が、
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「嫉妬やパワハラに負けない精神力が身についた」
「自分の気持ちを素直に伝えらえるようになった」
という。

本書はそのトレーニングの方法を詳細に解説し、著者の考える思考の質とスピードの到達点、「ゼロ秒思考」への道を紹介するものである。

★どんな著者

赤羽雄二氏
東京大学工学部を卒業後、小松製作所で建設現場用ダアンプトラックの設計・開発に携わる。その後スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。マッキンゼーに入社する。
経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど、様々なんプロジェクトをリード。
入社から16年後に、「日本初の世界的ベンチャー」を1社でも多く生み出すことを使命としてブレークスルーパトナーズ株式会社を共同創業。
最近は、大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、オープンイノベーションにも積極的に取り組んでいる。

★学び

時間をかければ考えが決まるとは限らない

重要な課題だから午後一杯かけようとか、朝まで議論しようといったやり方を好む人がいる。議論を尽くそうという考え方だ。会社によってはそれが標準スタイルで、大企業よりも時間を大切にしなければならないベンチャー企業も少なくない。

ところが、そういった会議の生産性が高く、要点を押さえられているか、的確な現状把握と意思決定ができ、すぐにアクションに繋げられるかというと、かなり怪しい。

人は誰でも、手探りで仕事をしているものが一つか二つはあるものである。
しかし、その一つ一つに対して悩んでいる時間が日本人は非常に長い。
それを相談するわけでもなく、正解を見つけようとする思考から、結局何も進まないまま時間が流れていく。

できる人、優れた経営者は即断即決

多くの人は悩んだり、いろんな人に相談したりしながらゆっくりと話を進めていく。
しかし、経営者はそれだといくら時間があっても足りない。
できる経営者は即断即決が基本である。
常にどうすればスピードを上げて効率よく進めることができるのか。
いかにして会社を大きくしていくのか。
常に考え続けることで養われていくこのスピードは、訓練し続けることが必要である。

なぜ優れたリーダーは即断即決ができるようになるのか。
それは、常にその問題に対して考えているからである。
常に感度が高く、情報収集を怠らない。
信頼できる相談相手が何人もいて、最善のシナリオ、最悪のシナリオが常に頭の中にある。
どこをどう押すとどうなるか、周りの動きも全て見えている。
そんな臨戦状態にいつもいるので、何が起きても驚かない。
準備ができているので、慎重でいながらも、電光石火で決断することが十分にできるのである。

別の言い方をすると、どんなことに対しても、「これはこうかな」という仮説を立てている、あるいはすぐに立てることができる。
立てた仮説はすぐに検証し、失敗であればまたすぐに立て直す。
そのサイクルを回すことが非常に速いのである。

考える力を養うためのメモ書き

メモ書きといえば、小さいノートや付箋にメモを撮って保存しておくというイメージを持つことが多いのではないだろうか。
しかし、ここで紹介するのは、そういった一般的なメモ方法ではない。

使うのはA4用紙である。
その紙1枚に対して、考えを一つ書く。
制限時間は1分以内。
だらだらと考えないようにするためである。
頭で考えたり、パソコン上で考えるのではなく紙に書き出すことで、頭の中かが整理され、クリアになるのである。
整理されたら、その紙はもう見ることはないので、どこかに保存しておく。
大事なのは見返すことではなく、整理されていない頭の中を綺麗にすることであり、きれいにメモを取る必要も全くないのである。
頭が整理されると、次にやることが明確になり、アクションに進める。
思考のトレーニングを行いながら、仕事効率も圧倒的に上がる素晴らしいメモの取り方である。

これを1日10枚書く。
テーマはなんでも良い。
とにかく書くこと。
そうすると月で300枚、
年間で3万枚以上になる。
3万個もの事柄に対して考えるだけでも、かなり力を養うことができるのではないだろうか。
そうして、常に考える習慣をつけることが大切なのである。

★こんな人にオススメ

※ものごとをロジカルに考えられるようになりたい人
※将来経営をしたいと思っている人
※頭の回転を速くしたい人
etc…

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