~上司をマネジメント~ Readerあやvol.5

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上司をマネジメント

★どんな本

どの会社に入っても、必ず上司は存在します。
目の前の上司をないがしろにするということは、人生の最大級の占有者である仕事をないがしろにするということと同じ。目の前の上司をどう扱うかは、人生をどう扱うかに直結する問題なのです。
この本では、上司と部下が現場で遭遇する具体的なシチュエーションや疑問、無意識に自問しているキャリアテーマを随所で取り上げ、それをどう解釈し直し、どう行動に結びつけていけば、自分の夢・志につながっていくのかを中軸に据えてまとめてあります。

上司は、教官と同じです。
会社という学校に通わせてもらって、上司を敬遠して引き出せるものを引き出さずにただ働くのは、非常に勿体無いですよね。
職業人としての成功の半分は、上司の引き出し方にかかっていると言っても過言ではないです。

自分の中にある資源と自分の周囲にある資源を、効果的・効率的に活用して、仕事やキャリアのアウトプットの価値最大化を図ることが、職業人としてのマネジメントです。

私たちの志を成し遂げるために、上司をマネジメントする力を身につけましょう!

★どんな著者

村山昇
1986年慶應義塾大学・経営学部卒業。
プラス、日経BPしゃ、イリノイ工科大学大学院「インスティチュート・オブ・デザイン」研究員、ベネッセコーポレーション、NTTデータを経て、2003年独立。現在、キャリア・ポートレートコンサルティング代表。同時に一橋大学大学院・小学研究家・経営学修士課程に在学中。「キャリアの自画像(ポートレート)」を描くという独自の方法論から、企業の従業員、団体職員、大学生を対象にキャリア教育のプログラムを開発・実施している。

★学び

上司の3つの引き出し

史上二番目の符号と称されるアメリカの事業家アンドリュー・カーネギーの墓石には、
「おのれより優れたものたちの才能と献身を集めしもの、ここに眠る」
と書かれています。
自分一人の力では大したことはない。
人を動かす力こそが大きな仕事を成し遂げるための鍵です。

上司は、私たちよりも経験が豊富な場合がほとんど。
上司を資源として扱い、より多くのものを引き出すことで、自分の成長の角度はグッとあがります。
この本には、上司を3つの引き出しに分けるという考えが載っていました。

①「権限の引き出し」:上司を権限機能の持った一人の役職人として見る
 
 自分が仕事をやりやすいようにヒト・モノ・カネを動かしてもらえる政治力の材料が上司にはたくさんあります。チームに人を増員させてもらう、業務上の効率化のために設備を増強してもらう、何か自分で身に付けたいスキルがあれば研修費をもらってセミナーを受けにいく、社外の取引で手こずったら、上司に同伴してもらって揺さぶりをかけてもらう、など。
上司の権限を使うことで、自分のできることの幅は一気に広がります。

②「能力の引き出し」:上司を、能力、経験、人脈を持った存在として扱う
 個人的に蓄えた技能を教わる、また仕事に何か突破口を見つけたいときは、上司の人脈の中から誰かを紹介してもらうなど。

③「人格の引き出し」:上司を個性、人格を持った一人の人間として扱う
 もし、上司と自分が人間的に親しい仲になれば、仕事の諸々の相談を始め、プライベートの相談にも載ってもらうことができます。退職し、上司と部下の関係がなくなった後も、人生のアドバイザーとして関係が続くかもしれません。

③が悪いと、①や②を引き出せずに終わる場合が多いです。
自分が仕えているのは、人間ではなく役職である、という発想を持つことで、
資源を無駄にすることなく自分の糧にすることができます。

クセ・アクの強い上司に当たったとき

「Don’t judge, just accept it.」という言葉があります。

クセの強い上司に当たることがあります。
多くの場合、上司を敬遠がちにし、双方の人間関係を冷めたものにしてしまう。
関係が悪化すると、たとえ上司が正当なことを言っても、自分の感情がそれを受け付けない状態になってしまうことも少なくありません。

いくら尊敬できない、と思っても、
裁き敬遠する(judge)のではなく、
受容し、良いところを引き出す(accept)することが、
自分にとっても会社にとっても、仕事をする上で一番です。

この本では、気に入らない上司や命令に対しては、
「心にフィルターを入れて、淡々と処理。そして10%のサプライズ返し」
と述べています。

①心にフィルターを入れる
上司が言ったことを、

⑴何を言ったのか「内容」の要素
⑵誰が言ったのか「発信者」の要素
⑶どう言ったのか「態度・方法」の要素

の三つにろ過します。
「⑴上司が言ったことの内容」に焦点を当て、そこに対する返事をします。

②10%のサプライズ返し

上司に「リーダーシップがない」など、批判することは簡単です。
でも、「自分には優れたフォロワーシップがあるのか」と自問してみましょう。
上司を尊敬できないのは、部下として優れたフォローができていないからかもしれません。

では、優れたフォロワーとはどう言ったことなのでしょうか?
このように述べられていました。

優秀な部下は、10期待されて11で返す。既存の会社のやり方を疑って見る、自分なりの工夫や新しい視点を加えてみる。そうした自分のオリジナルな提案を混ぜて、仕事を10%上乗せして返す。

上司と部下の関係を良いものにするには、
上司のせいにするのではなく、自分が源であるという考え方を忘れないことです。

★こんな人にオススメ

・組織の人間関係に悩んでいる人
・これから社会に出る人
・今いる場所で最大限の成果を出したい人

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