~世界をつくり変える男 イーロン・マスク~ Readerよしきvol.2

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世界をつくり変える男 イーロン・マスク

★どんな本

【常識に縛られない人生を】
万人による常識からは新しい世界は生まれない。
イーロン・マスクは、誰もが「無謀だ」と吐き捨てるようなことも、常識を破壊する力=破壊的実行力をもとに、次々と実現させていく。
この本では、「破壊的実行力」を生み出す14のルールを抽出し、型破りな戦いでの輝ける成功と、目を覆いたくなる失敗を紹介しつつ、イーロン・マスクの考え方、行動を紐解いている。
また、スティーブ・ジョブズやラリー・ペイジ(グーグル創業者の1人)、ゼロックス成功の立役者であるチェスター・カールソンの話しのみでなく、日本で有名な松下幸之助、盛田昭夫(ソニー創業者の1人)などのエピソードも交えながら、世界をつくり変え、未来を創造した人達の考え方、行動力を謳っている。
イーロン・マスクは歴史上で存在した成功者ではなく、現在もなお、とんでもないスケール感と奇想天外さでビジョン実現に向けて行動している。
誰もが「バカバカしい!」「あり得ない!」と切り捨てる発想すらも、実現させている事例とともに、自分自身の思考習慣と向き合ってみませんか。

★どんな著者

竹内一正 著
ビジネスコンサルタント。
1957年生まれ、徳島大学大学院修了。米国ノースウェスタン大学にて客員研究員。松下電器産業(現・パナソニック)に入社し、新製品開発を担当。その後、アップルコンピューターに転職し、マーケティングに従事。2002年にビジネスコンサルティング事務所「オフィス・ケイ」代表となる。シリコンバレーのハイテク動静に精通しており、複数の著書を出している。

★学び

失敗は成功の必要条件

あなたはどれだけ失敗を積み重ねていますか。

失敗とは良くないものだと思われがちだが、成功者ほど多くの失敗を積み重ねている。
成功という輝きに焦点が当たりがちだが、その成功に至るまでにいくら失敗したのか。本書では、Facebookのマーク・ザッカーバーグがハーバード大学の学生の前で、失敗について話した内容を記載している。

「J・K・ローリングはハリーポッターを出版できるまでに12回も断られた。ビヨンセですら‘Halo’作るまでに何百曲と作ったんだ。大きな成功は『失敗する自由』によって生まれるんだよ」

前述したように、人の目に注目されるのは、成功するまでに積み重ねてきた過程ではなく、成功したという事実のみである。
成功するためには、失敗することが必要である。この考え方次第で人の行動は変わるのではないかと思う。失敗に対する捉え方をどのように捉えることができるかが、成功者とそうでない者とを分ける。
イーロン・マスクに関しては「失敗は起こるもの」として平然と受け入れる姿勢を持っている。まさしく失敗に対する捉え方が肯定的だからこそ、失敗を受け入れ、次の行動へと繋げることができる。

また、個人的には『失敗する自由』という言葉からも多くのことを考えさせられた。
失敗する自由とは何のことなのか。失敗しても受け入れてもらえる挑戦しやすい環境、失敗しても大丈夫だという会社・上司・同僚の存在、その中でも1番大切なのはやはり「強く明確な願望」なのではないかと思う。
失敗する自由とは失敗をしても受け入れ、次に活かすことができる人が持つことのできるスタンス。なぜそのようなスタンスが取れるのかを考えると、失敗してもなお取り組んでいきたいと思える願望があるから。

どのように失敗を捉えるかが、成功への道筋作りに繋がる。

諦めない心を持つ

アップルを超え、史上最速で売り上げ10億ドルを達成した企業とは。

この本の中ではチェスター・カールソンという人物の諦めない心を持ち続けたエピソードが記載してある。チェスター・カールソンという人物を知っている人は少ないと思うが、現在当たり前のように皆さんが使っているコピー機を発明し、特許を取得したのはこの人物である。
今でこそ当たり前のように使っているコピー機であるが、コピー機の特許を取得後、商品化するまでは20年の歳月がかかった。20年間もの間、様々な会社に訪問するも門前払いを繰り返された。20年間で、生活は貧困になり、奥さんに逃げられながらも商品化を諦めていなかった。
1つのものを商品化させるまでに、20年の歳月がかかりながらも諦めない心を持ち続けた信念が、コピー機の商品化に繋がり、現在の当たり前を作り出している。コピー機の商品化を成功させた企業がのちに世界中に知られる大企業「ゼロックス」となる。

スティーブ・ジョブズが起ち上げたアップル社の急成長を表現する際、「売上げが10億ドルに達するまでのスピードが史上2番目に速い」とよく言われます。その1番目こそがゼロックスだったのです。

上記にも記載してある通り、諦めない心が世界の当たり前を作り、成功の要因となっている。
チェスター・カールソン以外にもコピー機の商品化のために、様々な企業を訪問していた人はいたかもしれない。でもその中でチェスター・カールソンが成功した理由は諦めない心を持ち、行動し続けたから。
諦めずに行動することで、未来は開かれ、現実を作り出す。

なぜを追求する

当たり前とはなんなのか。自分の当たり前と相手の当たり前は違う。

テスラで新しい電気自動車を開発する場合でも、スペースXで宇宙ロケットのコストを劇的に削減する場合でも、イーロン・マスクの口癖は常に「物理学のレベルまで掘り下げろ」です。イーロンの物理学思考とは、他社のものまねではなく、ゼロから考えるということです。
使用する材料を1つとっても「なぜ、それがベストなのか?」「他に最適な材料はないのか?」と物理学のレベルまで掘り下げて考えていきます。

なぜを追求し、世間一般の常識に対しても当たり前だと思わず、本質まで見極めようとする。この思考が型破りな企画すらも実現へと繋げていく。
トヨタの現場ではなぜの追求により、起こった問題の本質を見極める。
なぜを5回繰り返すという方法である。
何か問題が起きた時に1回の振り返りでは表面的な原因しかわからない。なぜを5回繰り返すことで本質的な要因に気付き、改善することができるという思考である。
トヨタの現場での例は起こった事象に対する振り返りになるが、新しく物事を始める際、ビジョンを描く際にも同様の考え方で心の底からどうなりたいのかと考えることが必要である。
今までの人生での経験、周りからの声によって作られた常識ではなく、原理原則に従って本質を見極めること。
本質を追求する思考により、新たな案が生まれる。
すべてを当たり前だと思わず、なぜを追求することによる気付きから、新しいスタンダードが生まれる。

ビジョンを思い描く

あなたがこの先進む道は明確ですか。

経営とは「後ろしか見えない車を運転するようなもの」

この本の中で経営とはとして紹介をしてあるが、経営のみでなく、人生を歩んでいくうえで、1人1人に当てはまる言葉なのではないかと思う。(経営の場合は車に社員という他のメンバーも乗せているということを考えるとアクセルを踏む勇気は1人の人生と違うものがあるかもしれない。)
見えないフロントガラスに対してどのように捉えるか。見えないからビクビクしながらアクセルを踏む、前が見えないからもはやアクセルを踏まないという選択肢もあるかもしれない。しかし、前が見えないからこそ、自由に描くことができると肯定的に捉えることで、自分の理想に向けて全力でアクセルを踏むことができる。
この道を進んだら絶対正解という道はないからこそ、見えない中に自らの選択から正解を作っていく。
まさしくイーロン・マスクは「こんな未来にするんだ」というイメージに向かって今もなお走り続けている1人である。

★こんな人にオススメ

思考の枠組みを広げたい人
成功者の知覚を知りたい人
成功哲学をより具体的に理解したい人
成功のイメージを持ちたい人
etc…

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