~トップ1%のサッカー選手に学ぶ成功哲学~ Readerよしきvol.1

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トップ1%のサッカー選手に学ぶ成功哲学

★どんな本

世界で活躍しているトップ1%のサッカー選手の考え方、発言を成功哲学で紐解いて説明しているビジネス書。
以前ベンチャー企業の経営者をしていた著者は、株式上場を目指し、事業を急拡大したことで3億円の借金を抱えた。著者はその後、自分の無知や若さに任せた生き方を反省し、自己啓発本を読破していく中で、世界で活躍しているサッカー選手の言っていることが、世界中の成功者が言っていることや、成功法則の研究結果と一致している部分に気付き、サッカー仲間である編集担当の方と共に、本著を製作した。(著者はサッカー好きだったため、サッカー選手の言葉の中から成功哲学と一致する部分に気付いた)
本著では、本田をはじめとする活躍しているサッカー選手の言葉、長谷部、長友などが出版している本の中の言葉を成功哲学と結びつけて説明してある。
サッカー選手の言葉毎に細かく章が分けられており、読みやすいだけでなく、チャプターとして「夢」、「才能」、「マインド」、「チーム」、「マネジメント」と分かれているため、その時の自分の状態に沿った学びを得ることができる。

★どんな著者

水野俊哉 著
ビジネス著作家
1973年に東京で生まれ、大学卒業後、金融機関に就職。
その後、起業するが、上場の手前で業績が悪化し、3億円の負債を抱えることに。
絶望から這い上がるべく、経営コンサルタントとして、数多くのベンチャー企業経営に関わりながら、世界中の成功本やビジネス書を読破、成功法則の研究を行った。
「成功本50冊『勝ち抜け』案内」でデビューし、現在はビジネス著作家のみでなく、商業出版を目指す後進たちを支援するために、セミナーも開催中。

★学び

思考から行動へ

「Wカップで有名になってぼくは外国から呼ばれてヨーロッパセリエAに入団します。そしてレギュラーとなって10番で活躍します。1年間の給料は40億円はほしいです。プーマとけいやくしてスパイクやジャンパーを作り、世界中の人がこのぼくが作ったスパイクやジャンパーを買って行ってくれることを夢みている」

本田圭佑が小学校の時の卒業文集で書いていた内容である。
すでにご存じの通り、実際にACミランに入団し、10番をつけてプレーをしていた。
成功哲学にも書いてあるように、強く明確な願望を持つということを実践し、成功している。

まずは強く明確な願望を持つことは大切だが、実際に成功した人は抱くだけでなく、「紙に書く」ということをしている。

元日本代表10番の中村俊輔も著書「察知力」の中でサッカーノートについて書いており、「夢を叶えるサッカーノート」も出版している。
その他にも長友佑都、川島永嗣、長谷部誠、宇佐美貴史なども実際にサッカーノートを活用していた。
目標設定などもノートに書き、見える化していた。

ノートに書くと現実化するということは社会心理学者ロバート・チャルディー二の「影響力の武器」の中で紹介されているとこの本では取り上げられている。

人がイエスと言ってしまう6つの原理(個人的な解釈も含むが、人が行動を決める上での判断基準となる考え方と捉えた)として返報性、コミットメントと一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性がある。
その中で今回注目すべきとして挙げられていたのは、「コミットメントと一貫性」である。
人間には自分が行ったことを一貫していきたいという欲求がある。
人間は自分自身と約束したことに関しては、一貫した行動をとるように心理的な圧力をかけているとまで説明している。

この人間の欲求からも説明されているように、コミットメントの強さによって、取り組む姿勢が変わるということである。

サッカーで例えるが、「サッカー選手になれたらいいな」と思いながら練習している少年と「サッカー選手になる」と紙に書き出し、練習に取り組んでいる少年だと、後者の方がコミットメントした内容に一貫性のある行動をしやすいということである。

これはサッカーだけに限らず、すべてのことに共通して言える。
自分自身がこれから取り組んでいきたいことにどれだけコミットすることができているのか。ノートに書きだせるくらい、コミットできており、明確になっているのか。
実際にトップで活躍しているサッカー選手の言葉の中から学んでみてほしい。

潜在意識の活用

成功者は自分自身の潜在意識を活用している。
潜在意識とは心理学でいうと「無意識の領域」であり、人が普段意識して使っていない意識である。
本著では本田圭佑の「リトルホンダ」の話しで説明されている。
ACミランへの入団会見の際に本田圭佑が使った言葉である。

なぜ、ACミランを選んだのか?という質問に、本田は「心の中のリトルホンダに聞いてみた。どのクラブでプレーしたいのか、と。ACミランだと。だからです」

と答えました。

この「リトルホンダ」が潜在意識なのではないかと言われている。
アチーブメントで言うセルフカウンセリングと同じ意味である。
本田圭佑は自分自身に問いかけたうえで、決断をしていた。

・私にとって何が一番の選択ですか?
・私はどういった方向に進むべきですか?
・前進する道筋に何かありますか?
・何を学ぶ必要がありますか?

上記は本の中で紹介されている質問である。

実際に夜寝る前に自分自身に質問して寝ると効果的。

脳科学としても説明されている。脳科学の分野では、睡眠時のレム睡眠時に、前日に起こった出来事を整理して記憶に定着させると言われている。
寝る前に問いかけることで頭の中で整理され、朝起きた時に答えを見つけることができる。

常に自分への問いかけを行うこと、考え続けることで自分が進んでいく道を拓くことができる。
成功した人は強く明確な願望を持っているということは成功哲学の中で説明されている。
強く明確な願望を持つためには、考え続け、自分の中にある潜在意識と向き合うことが大切である。

成功哲学の具体的なイメージ

ナポレオン・ヒルの「成功哲学」、デール・カーネギーの「道は開ける」、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」など有名な本はたくさんある。
成功者を研究し、成功するうえでの原理原則をまとめてある成功バイブルである。
冒頭のどんな本なのかの説明の中にも書いたが、この本ではトップ1%のサッカー選手の考え方や発言、著書に書いてある文章を成功哲学と結び付けて説明している。

「若いころはカネとか名誉とか考えちゃいけない。そんなものは後からついてくる。どうしたら成功するのかということだけを考えないと」 ドラガン・ストイコビッチ(元ユーゴスラビア代表)

上記の言葉を7つの習慣の第3の習慣である「重要事項を優先する」と結び付けて説明されている。
自分自身が成功するためにはカネや名誉ではなく、どうやったら自分が成功するのか、成功するためには何をしていけばいいのかという自己管理が大切である。
その自己管理を7つの習慣と結び付けて説明されている。

以上から伝えたいのは、過去成功した人の成功哲学だけでなく、サッカーを通して、今もなお成功している人の考え方を成功哲学と結び付けることで自分の中の具体的なイメージとして落とし込みやすいということ。

今回はサッカー選手での説明になっているため、サッカーを知らない人にはイメージしにくい人もいるかもしれないが、この紐解きはサッカー以外のこととも繋げることができるのではないかと考える。

どうしても歴史の成功した人だけでは、自分の行動へのイメージがしにくい人などは、自分の好きな分野で成功している人はどのような考え方を持っているのか、どのようなことをして成功したのかなど研究するといいのではないかと思う。

成功哲学の現代版のような形で自分自身がイメージしやすくなるのではないでしょうか。

僕自身はこの本を改めて読み直した時に、今まで以上に成功哲学への距離を近く感じ、具体的なイメージを持つことができました。

★こんな人にオススメ

サッカーが好きな人
成功哲学をより具体的に理解したい人
成功のイメージを持ちたい人
etc…

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

16 − 8 =

Read4Lead管理人